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「民免れて恥無し」
「たみまぬがれてはじなし」
「論語」の言葉です。
「規則」で組織、人間集団をまとめていこう。
「罰則」で食(は)み出す人を無くしていこうとすると、「民免れて恥無し」多くの人々は規則や罰則を破っても、何とか逃れることを考えうまく免(まぬが)れると、自慢さえするようになる。
それは「恥」を失っていくことになる。
つまり「厚顔無恥」の人間を育成していくことになるといっているのです。
「コンプライアンス憲章」などにばかり頼るのでなく、立派な人間とは何か。
「徳や礼を大切にしている人」です。
こうした立派な人間になる為の「心の鍛錬」も大切なのです。
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『徳川家康』
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