生き方の選択
ただひたすら正しさを突き詰めていけば、結局は本当に本当に狭い視野の中の自分本意な世界に没入することになるし、そうなった時には本人はまるで気がつかない。
正義という思い込みで突き詰めて行動した結果はただの自己中の極みでしかなく、周りからしたら、はた迷惑、いや大迷惑。
心が盲目となり周りが見えなくなっていないか?
そして、自分自身を見失っていないか?
苦しさで息がつまっていないか?
正しさも必要だけど、執着や否定が過ぎた時には、それはバランスの欠いた「義」の心になっている。
バランスの欠いた「義」になっている兆しを見つけたら仁の心を自分に加える。
兆しとは、人とのつながりが薄れて断崖を感じた時。
兆しとは、周りが全て悪に思えてきた時。
そんな時には「仁」の心でお手当てしよう。
自分を含めて大切な人の命を守るのに「仁」なくしては成り立たない事をもう一度思い出して。
「仁」とは宇宙を動かす愛のエネルギー。
「愛」のある生き方を選択することを自分に許す。