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樹を抱く氣功『抱樹とう』

道家氣功の功法のひとつに『抱樹とう』というのがあります。

木はこの屋久島の杉のように(写真は私が撮ったもの)長いものは何千年も生き続ける事ができます。

ちょっと「木」の漢字の成立ちを見てみましょう。これは象形文字で下の写真のような字になります。

この字の上部は天・陽の氣を導入する。下の部分は地・陰の氣を導入する。


樹木は空に拡げた枝葉から天の陽の氣を取り入れ、地中に張った根から陰の氣を取り入れています。そしてどっしりと大地に根を張り、風雪に耐えて何百年、何千年も生き続けています。

その姿を人間に当てはめて解釈した氣功がこの『抱樹とう』です。

この功法は頭頂の「百会」と額の「印堂」から天の陽の氣を、そして足の裏の「湧泉」から地の陰の氣を取り入れます。またこの功法は別名『宇宙とう』といいます。美しい星空を思い浮かべ宇宙に満ちている氣を取り入れます。

抱樹とうによって氣を取り入れ、宇宙、自然界からの氣のパワーの素晴らしさ、そして大いなる母の愛を感じ、からだの内側から満たされ心身が安らかになる…氣功の素晴らしさを実感する功法のひとつです。

タオ・ユニティジャパンがお伝えしている動功百齢(パイリン)太極拳はこの『抱樹とう』から始まります。

このパイリン太極拳の会が6月8日(水)総武線新小岩で13時からあります。参加費2500円。お問い合わせはタオ・ユニティジャパン公式サイトへ。

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