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はじめましてLITS杉田です。人生をかけてやりたいことを書きます。

こんにちは、
LITS 杉田と申します。

「んん?LITS(リッツ)ってなんだ…?杉田って誰?」

というところから始まりましたけれども…笑

「LITS(リッツ)」というのは
私、杉田の事業の屋号です!
(由来は、今の事業内容とともに下記に書いていきますね)

この投稿では、私の経歴から事業のこと、
人生をかけた思いを綴ります。
是非最後までご覧ください。

杉田経歴

改めまして、杉田です。
私の経歴から書いておきます。

私は東北のある街で生まれ育ちました。

父も母も公務員系の家系に生まれまして
歴史も古く、地元では知っている人が多い家でしたので、
常識的であることが大事な家庭だったなと
振り返れば思います。

そんな環境だったので
「自分が何をしたいか」よりも、
「世間体が大事」な雰囲気が、だんだんと苦しくなり

また、いろいろな可能性を感じに
大学進学とともに上京することにしました。

(それを応援してくれた家族には本当に感謝しています)

大学卒業後はそのまま東京にとどまり
新卒で小さな広告会社に勤めましたが、1年で退職し、
大企業のマーケティング支援をする企業に転職しました。

この会社に入った動機として、
「この世の商品はすべて、人を幸せにするために存在している。
 マーケティングの力で、企業と消費者をつなぎ、人の消費行動を幸せにすることに貢献したい」
ということを思っていました。

それは、私自身が
「何かを消費する、購入する」ことで「幸せになった」と
毎日毎日たくさんの場面で、感じていたからです。

スーパーやコンビニにいったら、企業努力に支えられた美味しい食べ物がお手頃で買える。
レストランに行ったら、自分では作れない料理を食べさせてもらえる。
アパレルのお店では、旬の美しいデザインのお洋服を提案してもらえる。

そんな企業や商品との接点もそうですし
ほかにも例えば

・ちょっと良いチョコレート
・ホッとする入浴剤
・食事の時間を楽しくするお酒

などなど、
「生活を彩る・豊かにする商品」に
自分が支えられているという気持ちをいつも思っていました。

振り返れば
地方に生まれて
自立もできてなくて(学生時代)
全てが親任せ・家任せだった時代であっても

家族からは衣食住、物質的・精神的な豊かさを
与えてもらっていたと思いますし

上京して
アルバイトや社会人になって
自分で稼ぐようになってからも、
「買う物・体験すること」は、私を常に幸せにしてくれていました。

(「ヤケ酒」とか、まぁまぁ微妙なものもありますが、それもまた次に進むための幸せな消費体験…笑)


そんなこんなで

「私は、ミッションや理念のある人や企業、商品、それを選ぶ人、みんなに、幸せにしてもらっている」
という実感があったので

私も、そんな企業の思いの助けになりたいとマーケティング支援の会社に入り、13年間続けているのはもちろん
私自身が個人で事業をすることにもだんだんと興味を持つようになった由縁にもなってます。

その経緯があり、現在LITSという個人事業を中心に活動をしています。

マーケティング支援の会社に入ってまもなくの頃(新人時代)


LITSとは

私の事業の屋号「LITS(リッツ)」は
Living In The Sunshine の頭文字からとっています。

Living In The Sunshine の訳は
「日の光のもとで生きる」です。

私がめっちゃ陽キャだよ!…ということではなく(笑)

・あたたかな太陽の光に包まれる心地よさ
・大きなものに守られている感じ
・光を求めて伸びていく植物のように成長を得られる嬉しさ

など
「心地よさ・喜びにつながるものを大切にしたい」という気持ちを、事業者名にしました。

LITSのミッション

そんな由来もあり、
私の事業、LITSのミッションは、
「自分を大切にする体験を作る」です。

私は、「自分を大切にする」という言葉を考えたとき、
・自分に豊かな経験をさせてあげる
・自分をしっかりと労わる
という2つの面があると感じています。

この2面について、
個人として模索・追及してきたと思っていて

日常を超えた豊かな気持ちを感じたくて旅行をしたり、
心が疲れたらご褒美のように美味しいものを食べる、という
自分を大切にするための行動を積極的に取り組んできました。

それに、
普段から思っているのは、
現代は多様性の時代と叫ばれるように

過去一般的であった「〇〇らしくあるべき」「〇〇なら、当然」という閉塞的な価値観から
「本当は、自分の気持ちを尊重してもいいんだよ」という受容に
社会が転換しようとしてる過渡期だな~と、個人的に実感をしておりまして

特に「年齢・結婚・出産・母親らしさ・女らしさ」などにまつわる古い慣習や、社会の不文律に抑圧されがちな<女性>においては
それらからの解放がもっと広がってほしいと思っています。

自分のことは後回しにして、
親や配偶者・子、仕事のために頑張ることで疲弊している人も
多い世の中だな、とも思います。

私自身も、当時窮屈に感じていた実家や故郷を出て
今の環境を享受していることや
例えば「母親らしさ」よりも「自分らしさ」で行動したいタイプでもあるので、その解放の一端を担えたら嬉しいな、と思っています。

でも、いきなり
「よし、これからは自分の気持ちを尊重しよう!」
「今まで誰かのために頑張ってきたけど、その思考を一旦やめてみよう」
と、決意したり、行動するのって結構難しくて

ちいさなちいさな「自分を大切にする」経験の積み重ねでしか
それって達成できないよね、とも思っています。

例えば、夕食のワンシーンでも
「小さい子供も一緒に食べるから、辛い味のものは避けよう」
ではなく
「子供には辛くないものを。私はスパイスのきいた辛いものを食べたい気分!」
とか、本当に小さなところから
「自分は本当はどうしたい?自分は何を欲している?」と自問自答して
「自分を大切にする経験」を積み重ねています。


改めて
LITSのミッションは、
「自分を大切にする体験を作る」。

・自分に豊かな経験をさせてあげる
・自分をしっかりと労わる

この2つの面をおさえて
周りの人や、これから出会う人の
「自己受容」に貢献していきたい、というのが私の夢であり、
私自身が実践者でいたいと強く思っていることです。

LITSの薬膳粥キット

やりたいことの枠組み「自分を大切にする体験を作る」は
少し漠然としたミッション・キーワードではありますが、

そのなかでもまず、
私が手段として選んだのは「薬膳粥のキットを届ける」ということでした。

プロト版を、友人が主催のマルシェで販売させてもらいました


なぜか?
そうですよね

なんでわざわざ「薬膳粥なの?」ということ。

それは私の経験に基づくのですが

私にとっての「自分を大切にした体験」の一つに、20代のとき友人らとアジアの各国を旅したことが挙げられます。

若くてお金もあまりない中で、海外旅行は一種の贅沢品でしたので、
かなり思い切って行ってみた、のですが

日本にはない雑多な空気感、
混沌とした街並み、
どことなく感じるエネルギッシュさ

それらを浴びながら、同時に
<薬膳粥の文化>に触れました。

友人2人と、各国訪問しました。香港の朝粥の様子。

日本ではお粥って、「風邪をひいたときにやむなく食べるもの」のイメージですが、
それが朝食やごちそうとして
当たり前のように食されている文化がそこにはありました。

私は、このとき
異国のドキドキハラハラした空気感のなか、
親しい友人と<文化を味わう>経験を
自分にさせてあげられていることに
とてもとても「自分を大切にしている」ように感じました。

もう一つ

私自身が、育休・リモートワークを経験し、
自宅でランチをとることが増えた時期がありました。

自宅で一人でとるランチ…

慌ただしさの中で、ついつい、おなざりになってしまい
子供が朝残したパンとか、
前日の夕飯の残り物とか、
卵かけごはんやふりかけごはんで
「とりあえずお腹を満たす」というのが続きます。

そんなランチを重ねていくうちに
「満たすために食べているのに、なぜか気持ちが消耗する。なんか辛い気持ちになる」
ということを経験しました。

生きるために、愉しむために大切な食事をするのだから、
せっかくだからハッピーになれるものがいい。

そして
せっかくだから疲れた自分を癒してくれる、身体が喜ぶものだと嬉しい。

そんなことを感じた時に
その身近な欲望を大事にすることこそ
「自分を大事にすること」の一歩なんじゃないか、とも思うようになりました。

そんな

「自分を大事にするランチ」に思いを巡らせたときに、
ふと思い出されたのが、
かつて友人と旅した
アジアの国々の<薬膳粥の文化>です。

私にとって薬膳粥は
・自分に豊かな経験をさせてあげる
・自分をしっかりと労わる
を、どちらも実現するアイテムになることに
このとき気付いたのでした。

そこからお粥のお店を食べ歩いたり
自分で作ってみたり

いつしか
「美味しくて身体にも良くて、ワクワクした気持ちにもなれる薬膳粥キットを届ける」
ということを事業にしたい、と思うようになりました。

家の中で籠り続けたコロナ禍の育休をきっかけに、「薬膳粥」が私のなかで自分を大切にするツールの代表格になった


ファーストブランド、「LITS FOOD 薬膳粥」


仕事の理念としていた
「社会に存在する消費行動を幸せなものにしたい」や、
「自分を大切にする体験を作る」というキーワードは
長年、自分のなかにずっとあったものの

「薬膳粥キットでそれを実現したらどうか」と
具体的な構築を思いついてから
実際のリリースまでは、2年の月日が経っていました。

覚悟を決めて実際に商品を生み出すまでは
とても時間がかかりましたが
2023年10月、ようやく、ファーストブランドの
「LITS FOOD 薬膳粥」をリリースしました。

ブランド名は、屋号をそのまま冠しました。

「LITS FOOD 薬膳粥」の特徴は

・薬膳食材と無洗米のキットだから、誰でも手軽に簡単に、炊飯器やお鍋だけで薬膳粥を楽しめる

・薬剤師であり薬膳アドバイザー、さらにフードコーディネーターでもある山形ゆかりさんの協力により、薬膳食材のおいしさや効能が存分に発揮されるレシピで作られたキットである

・私の嫁ぎ先で代々伝統的に作られている皇室献上米の千葉県産長狭米を使用し、安心安全で上質なお米を堪能いただける

そこから、何気ない平日のご褒美に
【せわしない日々のなか「自分を大切にする気持ち」を、このお粥から】
というコンセプトを打ち出しています。

「LITS FOOD 薬膳粥」現パッケージ


デビューは2023年10月末のマルシェ。

マルシェでは想定以上の方々に手に取っていただき、
完売することができました。

お召し上がりいただいた方々から後日
・具材が本当にゴロゴロで、お粥ながら食べ応えがあって美味しい
・味わい深くて、すごくホッとする!
・これを自宅で食べられるのは贅沢すぎる
などなど
嬉しいご感想をたくさんいただき、
この「LITS FOOD 薬膳粥」を生み出してよかった…と涙しました。

千葉県習志野市で行われた「ココカラマルシェ(第二回)」。運営・出店の皆様と。


マルシェやイベントでテスト販売を何度か実施したのち
BASEのシステムを利用した通販サイトをリリースしました。

通販リリースからは早5日で予定数を完売し、
皆様の商品への共感や応援がとても嬉しかった半面、
欠品によりご迷惑をおかけし、ハラハラもしました。

安定的に皆様にお届けできるように日々、体制構築中です。


今も毎日のように
「美味しかったよ」「ギフトにしたいから次はもっと買いたい」
「食べてみたいよ!」「事業に共感するよ」など
嬉しいお言葉をいただいていますので、引き続き頑張ります。

私が目指す未来


私が「LITS FOOD 薬膳粥」の事業の先に目指すのは、
より多くの人が
「ほんの少しでも、自分をより大切にする体験」を積み重ねて、
「幸せな人生を生きている実感に溢れる」こと、です。

この未来のために、私は以下を実現しようと日々燃えています。

①「LITS FOOD 薬膳粥」を食べることで、「自分を大切にする」実感を持てること

②「LITS FOOD 薬膳粥」が、自分へのご褒美や大切な人への贈り物として魅力的なものになり、より多くの人を幸せにする商品になること

③「LITS FOOD 薬膳粥」が、日本におけるお粥文化の発展の一端を担うこと

微力かもしれませんが、実現した先には、
「自分らしく生きたい」と願う
全ての女性への力になれるといいなと思います。

お味は2種類。合計13種類の薬膳具材配合。


ただ、このように理想を掲げていても
共感をいただいた方の期待に添えなければ
全て夢物語…泣

まずは、今、目の前にいるお客様・これから出会えるお客様に
きちんとコミットするところからのLITSです。

長々と書いてしまいましたが…
LITS
ならびに
LITS FOOD 薬膳粥
このような想いでやっています。

今後の活動に、ご期待いただけますと嬉しいです‼️‼️


LITS 杉田


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