フォーリン・ピーポー(3)
連載モノです。初めての方はこちらをどうぞ ▼
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当時 mixi に書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。
※このころ小倉に住んでました。
*登場人物のご紹介*
※ジョン太=妻のことです
※ユースケ7才(小学2年生)、シュンヤ2才
=2008.08.06の日記=
「フォーリン・ピーポー(3)」
【我が家の英語力】
◇ ジョン太(妻):語学に興味あり。日常英会話なら少々
◇ ユースケ 7才 :幼稚園時代から週1回の英会話教室に通う
ネイティブスピーカーと接してるのでヒアリングに自信あり?
◇ タオ(私) :受験英語のみ。単語は比較的覚えてるほう
NHK英会話のリトル・チャロでなんとなく聞き取れてるのがうれしい
* * *
「アメリカン・サマー・キャンプ」に参加した私とユースケ。
ジョン太は1時間ほど遅れる予定だ。会場のフロアに足を踏み入れたとたん、アメリカンの熱烈な歓迎を受ける私たち。そのまま踊りの輪の中に強制参加。さあ、楽しい時間の始まりです(前回までのあらすじ)
※以下、すべて英語でのやりとりですが、再現できないので、こういうニュアンスの英語だったと想像しながら読んでください。
ヤングなアメリカンのリーダーらしき人が言いました。
「今回のアメリカン・サマー・キャンプでは3つの約束を守ってください。1つ目はスマイル。2つ目は英語で話す。3つ目は間違ってもかまわないってこと」
フムフムちょっと安心。さてプログラムのスタートです。
まずは組み分けから。って何それ?そう思う間もなくどんどん名前が呼ばれていく。ユースケとは違う組になってしまった・・。子どもの笑顔でごまかそうと思っていたのにー。ええい、ままよ。
周りを見回すと私のようなお父さんらしき人はいなくて、子どもを連れてきてるのはお母さんたちばかりでした。こういうところに来るだけあって、みんな多少英語ができるみたい。私はここにいて良いのでしょうか?
「英語で出題するクイズ」「発音と感情表現の練習」「一対一で英会話」と3つのコーナーがあり、3つの組に分かれた私たちが、10分ごとにコーナーをチェンジしていくことになりました。
まずは英語で出題する3択のクイズコーナー。
例えば、Q:世界で一番人口の多い国はどこ? A:中国、みたいなことを英語で出題するので、3択で答えるだけ。要はヒアリングです。何と言ってるか分かれば、答えはそれほど難しくありません。なんとなくは聞き取れるので、これはけっこう楽しめました。
次は、発音と感情表現の練習コーナー。
面と向かい合って、同じ発音、同じジェスチャーをします。これが面白い!「やった!テストに受かったー!」とか「もう眠いよ・・」とか「俺は怒ってんだよ!」なんて英語をオーバーアクションで真似するわけです。ふだんだったら恥ずかしくて出来ないけど、陽気なアメリカンがやってるから、ついついこちらまで釣られてしまいました。感情が解放されるようで楽しい経験でした。
そして一対一で英会話コーナー。え、タイマンですか?
10分間も? 何しゃべればいいの?
っていうかしゃべり方が分からないんですけど・・。
最大のピィィィィィンチ!!
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