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エッセイ

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#人生

誰かの人生に出会うこと

京都に行ってきました。バースデーランウェイを見るために。 ずっと応援してきたイベントをようやく見ることができました。 『バースデーランウェイ』とは? 2022年12月17日開演18:00 終演19:00 たった一時間のために、一年間をかける人たち。 そんな舞台を私は見たことがありません。 それが一体どういうものなのか? 実際に見てみたいと思ったのです。 ◇ ◇ ◇ 私が興味を持ったのは2年前。優花さんの記事に出会ったのが最初です。 想いの強さだけで書き上げたよう

『ガープの世界』のように

当時ホームページに書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。 =2001.02.18の日記= 『ガープの世界』という映画を久しぶりに見た。もう何回見たことだろう。何度見ても飽きることがない、私にとっては特別な映画だ。 ◇ 原作はジョン・アービング。残念ながら原作は読んでいない。監督はジョージ・ロイ・ヒル。『明日に向かって撃て!』をつくった名匠。そして主人公のガープを演じるのは、まだ有名になる前のロビン・ウィリアムス。名作と呼ばれているが、そんな予備知識がなくても面

最初の一歩をここから

これは応援記事です。興味のない方はスルーしてもらって構いません。読んで何か引っかかるものを感じてもらえたら嬉しいのですが。 *** ナカハラユウカさんを応援しています。 去年の秋ナカハラさんのnoteを偶然見かけてから、ずっと応援しています。 ◇ ナカハラさんは『バースデーランウェイ』というイベントの主宰者です。 『バースデーランウェイ』とは? 「未来に一歩踏み出したい」と感じている人が モデルとしてランウェイを歩くファッションショー。 モデルとして参加する人

会いたい人に会いに行く

当時 mixi に書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。 =2010.05.28の日記= 「会いたい人に会いに行く」 人と出会うとはどういうことなのか、ここ最近ずっと考えていました。実は思った以上にすごいことなんじゃないかという気がしています。 NHKの大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬が日本中を駆け巡り、会いたい人に会いに行く姿勢に感動を覚えました。 歴史は詳しくないのでエラソーには書けませんが、坂本龍馬が勝麟太郎(勝海舟)に出会ったときの衝撃はどれほどのものだ

大きな喜びと大きな悲しみと

当時ブログに書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。 =2008.02.11の記事= 「大きな喜びと大きな悲しみと」 悲しみの反対は喜びだと思っていた。 でも最近それは違うんだと思うようにしている・・。 悲しい事件や事故がニュースで流れるたびに、やりきれなくなる。もしこれが自分の家族に起こったらとか、自分だったらとか。そんなことを考えると、いてもたってもいられない気持ちになる。だけど、起きてもいないことを心配しても仕方ないし、そんなとき感情を持て余してしまってどう

スタンド・バイ・ミー

当時ブログに書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。 =2004.11.20の記事= 「スタンド・バイ・ミー」 言葉は命である。 哲学者の池田晶子は、著書『あたりまえなことばかり』で書いています。 死の床にある人、絶望の底にある人を救うことができるのは、医療ではなくて言葉である。宗教ではなくて、言葉である。 この文章を読んだときの衝撃を忘れることができません。なんて力強い言葉なのだろうか。人が人らしく生きるために必要なのは医療や宗教ではなく、言葉であると気づきま