飛行機が来ない! こんな今の楽しみ方は?

2020年も8月が終わろうとしています。

コロナ渦の中、皆さんはどんな夏をお過ごしでしょう。

趣味・旅行・帰省、本当に制約だらけの方がほとんどだと思います。

飛行機撮影のいま

とにかく空港に飛行機がいません。

これだけ海外との行き来が途絶え、国内の移動すら憚られる現状、当然のことですが便が大きく減っています。便数が減れば、空港で見られる飛行機の数も当然減ってしまいます。そもそも国際線がほとんど飛んでいない状況なので、これを見たい!と思う獲物も激減です。

そんな状況がワールドワイドに起こっており、これは日本のマニアだけでなく世界各国のマニアも同様です。

いまを楽しむ方法

でも、そんないまだからこそやれることもあったりします。

例えば、貨物便 です。便は減っていると書いたばっかりですが、あくまでそれはお客さんが乗っている旅客便です。今までこの旅客便の貨物スペースに載っていた貨物が、便が無くなったことによって貨物便需要を生んでいます。

画像1

世界的な貨物航空会社のフェデックスですが、関空を基地としており、昨年度よりも大きく上回る便数を飛ばしています。

他にも、日本の最大の貿易相手国である中国との間でも、数多くの貨物便が飛んでいます。中国との旅客便は1社1路線につき週1便に限定されており、到底貨物の需要に追い付いていない状況です。よって、普段見かけないような中国系の航空会社が飛んできている状況です。

画像2

めでたいことではありませんが、平常な時には見られないような機体がちょこちょことみられる、それは押さえないと勿体ないですよね。

そういう珍しい機体を撮る、そんな楽しみはこんな状況でも潰えていません。もちろん人が集中する場所ではマスクをして、暑さ対策も怠らず気を付けて活動しています。

また、細々と旅客便を飛ばしている航空会社もあります。恐らくほぼ席も埋まってないのだろうなと思いますが、それでも日本と各国をつなぐ公共交通機関としての責務を果たしています。

画像3

私はそんな機体を見ると、ぐっと来ずにはいられません。乗員さんも今世界を飛び回るリスクを承知で世界を回してくれています。同じく空港関係者、航空管制関係者、関係する人たちの想いを感じずにはいられません。

彼彼女たちの努力によって、何とか守られている人と人の繋がりの象徴である機体を見ると、ぜひとも押さえたいし、手を振りたくなります。というか、手振ってます。

いま活動をする責任

コロナなんだからおとなしくしてないと、とかそういう責任ではありません。感染症に気を付けて行動する、それは写真撮影に限らず、すべての活動に言えること。

私が言いたいのは、今を見ている責任として、しっかり記録に残す責務があるのではと考えています。

こんな世界になったという事実、ここからの復活をしっかりと目に、カメラに焼き付けていくこと、それは大切なことだと思っています。私のような素人の写真が何かに役立つことなんてないですが、みんなで助け合った時代、みんなが助け合っていた事実を記録しているんだ、という気持ちで活動を続けていきたいと思います。


最後に

今日も、医療従事者の皆さんをはじめ、誰かの何かのために尽力してくださっている皆さん、ありがとうございます。人類は決してコロナに屈することはありません。いつか戻ってくる日常のために、引き続き感染に気を付けながら前を向いて歩いていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?