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みんなが買っているから買う?〜商品を届けるためのパッケージ その②〜

はじめに

前回は、「誰にでも共通する基本的な8つの欲求」について書いて、人がどのようなものに興味を持つのか、ということを知っていった。

今回からは、商品のジャンルを決めて、前面に出すニーズを決めた次の段階、

「具体的に商品を売っていくための工夫」

について見ていく。

乗り遅れたくない心理

参考図書はこの本。

この本によると、

社会心理学者のロバート・チャルディーニは、様々な経験を通して、

消費者に商品を買ってもらうために大切な、
「6つの影響力の手がかり」
を明らかにしたとのこと。

この手がかりを広告などに組み込めば、消費者を説得しやすくなり、商品を買ってくれる可能性を高めることができる。

その「6つの影響力の手がかり」は、以下の6つ。

1、社会的証明(仲間の影響力は絶大)
2、好意(バランス理論「あなたのことが好きだから、このお金を使ってもいいよ!」)
3、権威(信頼性の謎を解く)
4、返報性(因果応報、利益は自分の元に戻ってくる)
5、コミットメントと一貫性(「封じ込め」作戦)
6、希少性(限定品、今すぐゲットしよう!)

この記事では、「1、社会的証明」について見ていく。

まず、「1、社会的証明」について、これは、
「みんなが買っているものは自分も買いたくなる」
という、取り残されるのを嫌うような心理のこと。

最近で言うと、「タピオカミルクティー」が流行って、みんなが
「自分も飲んでみたい(流行に乗り遅れないためにも飲まなきゃ)」
と、タピオカドリンク店に行列を作ったのは、この「社会的証明」の効果が大きいんじゃないかと。

この効果を自分の商品に適用させるには、
noteの記事を売ることを例とすると、

1、note記事が売れているということを「◯◯部売れました!」と宣伝していく
2、note記事に、記事を買ってくれた人が書いた感想のTweetを貼り付ける
3、Twitterで、記事の感想のTweetをリツイートする

などをしていくと、

「これだけ売れてるんなら、価値がありそうだから買ってみよう」
「みんなが買ってるなら自分も買った方がいいかな(乗り遅れたくないな)」

といった思いが湧いて、買ってくれる人が増えてくるかも。

確かに、有名な人はけっこうこの方法を使っているなと思った。

でも、何も知らなかったら、こんなことが大切だなんて思いもしないので、やっぱり商品のパッケージ方法を学ぶことは大切だなあと。

では、今回は記事が長くなってきたのでこの辺で。
次回は「2、好意」「3、権威」あたりを書いていく。

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