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筍ご飯【古民家に住む中年女の日記4/8】

昨日大家さんにいただいた筍をどうにか消費しきらなくてはということで、大小4つの筍を茹でるために、ホームセンターで巨大鍋を購入し、ぐつぐつとアクとりをした(M氏(彼氏)のほうが仕事終わるの早かったので正確には彼が)。筍は収穫後時間がたつごとにエグみが増すので、すぐに茹でておかないといけないらしい。

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茹でてからもひと晩茹で汁に浸けておいたほうがよいようだけど、少しでも消費するために、小さめのもの(といっても普通サイズ)を、スライスして、刺身と筍ごはんにした。

のこりは鍋ごと茹で汁に浸けたまま。明日メンマや土佐煮を作る予定(筍のせいで忙しくなる……)。近くに住んでいる母にも連絡してお裾分けする予定だ。

昨日は炊き込みご飯を失敗したが、今日の筍ご飯はちゃんと醤油とみりんも入れたのでまずまずの味わいだった(昨日はごぼうと油揚げで炊き込みご飯を作ろうと思ったけど、白だしだけで炊いたらただの混ぜご飯みたいになっていた)。

今日の晩御飯は、昨日の残りのきんぴらと茹でたブロッコリーと、生姜とキムチのもとと和えたきゅうりと焼いたエリンギと切った筍と塩胡椒で炒めた豚肉と筍とごはん。わりと手抜きだっだけど筍ご飯があることでなんとなく豊かな食卓に見えた。

食後、風呂に入っていたら、M氏がわざわざ「ごちそうさまでした」と言いにきた。土曜日に少しいやなことを言われたり、昨日も少し彼がイライラしていたりして、もやっとしていたが、まぁ、いいか、と思えた。楽しいことばかりじゃないだろう。同棲生活なんて、と自分に言い聞かせる(楽しいことも多いし)。

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