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女性だから出世したと思われることについて

最近聞かれたこと。
女性だから出世できた、と周囲から言われることにどう対処するか?
もしくは、直接的には言われなくても、そう思われているんだろうな、という自身のモヤモヤにどう向き合うか?

私の答えは、こう。
•ゲタをはかされているという事実は受け入れる。
•とはいえ、直接言ってくるような失礼な人はスルーする。
•そして実力を成果で示す。

近年は女性活躍推進の機運の高まりで、男性よりもチャンスが与えられやすいことは確実である。
それによって、以前はチャンスが与えられていた男性の一部が、チャンスを逃しているのも事実。

DEIのE、Equity、公平性。
私は何度説明を聞いても、しっくりこない。特に女性活躍の文脈では。
ゲタを履かせるという表現を、批判されないように工夫しているだけなんじゃないかと思ったりしている。
自分自身が、これまで男性と同じように扱われながら働いてきたからそう思うのかもしれない。
だから、女性だからといって、なんで私にこんなチャンス与えてくれるの?過剰な期待してない?と感じることもある。

そういうわけで、逆差別、とか言ってくる男性がいたら、まあ気持ちは分かるので「仕方ないよね、そういう時代だから」って受け流すことにしている。
違うの、公平性っていうのはね!なんてムキになってもストレスが溜まるだけだし。

だいたいにおいて、直接言ってくるような男性なんて(そんな人、最近は滅多にいないけど、記憶にある限りでいうと3人くらいは遭遇した)、実力はたかが知れている。
業務遂行や意思決定の場に多様性が必要なことは待ったなしの経営課題。そんなことも分からないのか、と思っておけばよい。

そして、自分がゲタを履かされたと思ったら、有難く履いてみればいいんじゃないかと思う。
最終的には、ちゃんと出来たよと結果を出せばよい。
単なるゲタじゃなかったこと、適正にアサインされた仕事だったことを示せばよい。

ただ、明らかに高すぎるゲタを何のフォローも無いまま履かされたり、マスコットに祭り上げられるようなゲタだったら注意が必要だけども。
そういうときは、自分に求められていることは何か、出来ること・出来ないこと、必要なサポート等について、ちゃんと上長とすりあわせを行いましょう。





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