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マネジメントは「管理」ではない

 幸運なことに自分は所属する会社から資源の提供を受けリスクを肩代わりしてもらいつつ、いくつかビジネスを立ち上げる経験をさせてもらいました。

 もちろん失敗したこともたくさんありますが、すべて次につながる良い経験だったと思います。

 その経験の中で気づいたこと、それは「マネジメント」についての認識の齟齬でした。

 「マネジメント」は一般に「管理」と訳されることが多いです。

マネジメントする人をマネージャーと呼んだりもしますし、

そもそも外資系コンサル会社ではシニアマネージャーなどという役職があったりします。

まぁ、日本語では「管理職」といっても差支えはないかと思っています。


そして、ここからが本題ですが、

大抵の場合、そういった管理職の仕事内容が

「組織の統制・維持管理」に終始しているのが問題だと思うのです。

 企業とは営利団体です。

 営利団体とは利益を追求する団体です。

 そして、自分の考える利益の定義は「顧客にとっての価値」です。

 つまり「企業」を言い換えると

「顧客に対して価値を創出し続ける集団」になります。


それはつまり、「組織を管理しているだけ」では何も生み出さないのです。

 ならば本来管理職が管理するべきことは

「どうすればこの集団で利益を創出できるのか」

を考え続けることであり、

それが「組織をマネジメントをする」ということなのだと思います。

管理職の方も、そうではない方も一度自分のマネジメントに対するスタンスを振り返ってみてはどうでしょうか。

自分はこのことに気づくまでずいぶん時間がかかりました。

機会があれば、実践の中で心がけていた手法についてもう少し具体的に書き残そうと思います。

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