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母のこと

昨年の夏に父が亡くなり、ひとりになった母。


突然のことになかなか気持ちの整理が出来ず、しばらくはあまり外にも出ず人にも会わないように生活していました。


母はもともと社交的で、あちこちから声を掛けられ仕事やボランティアをしていました。


母の友人や仕事仲間は父のことを知っている人も多く、話をして思い出したり泣いたりするのが嫌だったようです。


そんな母ですがお正月あけて気持ちの変化があったようで、少しずつ外に出だしました。


そうなると人と会うのが楽しくなってきたみたいで 笑


女性は強いですね。


諦めと何かをしなければと思ったそうです。


ずっと誰かのお世話をしながら人のためだけに生きてきた人なので、母の人生でいまがいちばん自由なのかもしれません。


いままでその選択肢はなかった人生なので、少し途方に暮れている感はありますが進みだしたさまをなんだか眩しく感じました。


お母さん、

この先は自分のためだけに生きてください。


…と言いつつ、娘を連れてしょっちゅう頼ってしまうのですけれど。

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