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自由と不自由

愉しく毎日をお過ごしのみなさま、こんばんは。
noteたぬきちのお時間です。

自慢じゃないですが

たぬきちは顔が整っている、いわゆるイケメンの類です。
街中を歩いていると、大体の方がたぬきちを指を差してヒソヒソ話をしていることが多いので、老若男女問わず人気の誰からも愛されてしまうくらいのイケメンです。
わかりやすく言うなら、ネアンデルタール人に阿部寛を足して厚切りジェイソンで割り、仮面ライダーの強さを足したり引いたりしながら、某有名テーマパークのネズミさんをかけて織田信長要素を引いた感じですほらわかりやすい。

なので、たぶん嫁も結婚するときには顔しか見てなかったんだと思います。
残す遺伝子問題ですね。
ちなみに嫁もかわいいです。
有村架純や綾瀬はるかに性別的要素が似てます。

自由とは

辞書を引くとこう書いてあります。

他からの束縛を受けず、自分の思うままにふるまえること。

多分ポイントは「思うままに”ふるまうこと”」ではなく「思うままに”ふるまえること”」なんだと思います。

「思うままに”ふるまうこと”」だとただ単に他人(=自分以外の人と定義)に自分のやりたいことを押し通して、自分勝手に獲得した末の「行動」のことですが、「思うままに”ふるまえること”」と言うのはニュアンスとして、他人に対してきちんと説明、またはそれと同義の行動をし、対象の他人から納得・了承を得た上で獲得することができた「状態」のことなのではないかと思います。

だから、前者だとTPOをわきまえずに「自由」を振りかざし行動を起こすので、大体の場合で嫌われ者が多いんじゃないでしょうか?
思い当たる節はありますか?

後者はきっと周りから羨望の眼差しで見られることが多いように感じます。
あと、生き生きとして見えるのが特徴かなと。
「あの人楽しそうに生きてんな〜」
ってよく言われる/思われることの多い人がこれなことが多い気がします。

自由を求めて不自由を生み出す

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たぬきちには、先述の通り有村架純や綾瀬はるかに性別的要素が似てる妻とがおり、その妻との間に、いつも何かと闘いっぱなしの5歳の息子と、何でも自分でやりたいけどできなくて大騒ぎぶっこく1歳の娘という2匹のかわいい子だぬきがおりますが、実は1週間半ほど前、とあることがキッカケでたぬきちは1週間ほど育児を完全休業しておりました閉店ガラガラわぉ!です。

まぁ色々原因はありますが、誰も悪くないと言えばそうだし、誰かが悪いと言えばそうなのかもしれませんが、たぬきち自身は前者のスタンスでいました。
無事に今は現場に現役復帰しておりますが、その過程でいろいろと妻と話をしましたが、最終的な落としどころはこうでした。

自由を求めて不自由を生み出していた

・・・?
と、お思いかと思います。
「AさんとBさんは同じ時間に家を出て近所のスーパーに向かいました。さて、どうでしょう?」
という問題を突きつけられたときのように頭の上に「?」のマークが出ていることでしょう。

わかりやすく言えば、

たぬきちも妻も自分が家庭内での「自由」が欲しくて、相手のための行動を取ればそれが自分に返ってきて自由になれる。

と、お互いそう思ってたんですね。

例えば、「この後ちょっと一人でコーヒーをスター○ックスに飲みに行ってゆっくりしてきたいから2〜3時間の時間が欲しいので、家事をやっておけば許されるだろう。」
みたいな感じです。
子育て世代の方は特に、共感できる部分はあるんじゃないかと思います。

でもほら、思い出してください。
自由とは「思うままに”ふるまえること”」。ただの結果論なんです。

たぬきちがやったことは、「自分のやりたいことを押し通して、自分勝手に獲得」しようとしたことに他なりません。
つまり自由でも何でもなくただの「自分勝手」です。
全くもってこれに当てはまりますよね。
だって、自分の自由が欲しくて、相手は本当は別にやって欲しいとも思っていないことを自分でやって、自由を勝ち取ろうとしているのですから。

妻の話を聞くと、どうやら妻にも「『自由』が欲しくて、相手のための行動を取ればそれが自分に返ってきて自由になれる。」と思っていた節があるそうで、「自由と感じる部分は人によって違う」ということを僕たち夫婦は認識してなかったんですよね。

もともと、生まれも育ちも環境も全く違う2人が夫婦になるんですから、こんなことはアタリマエのはずなんですが、認識してませんでした。
それどころか「どちらかがイニシアチブをとって片方はそれに合わせる」ことが夫婦なのだと思っていたのかもしれません。
全くもって違うんですよね。

ちなみにたぬきち夫婦がそれぞれ自由と感じる部分は、

たぬきち:
仕事から帰宅して風呂上りに一時間程度ゆっくりと晩酌を楽しむこと

妻:
誰にも干渉されずに思い通りに家事をすること

でした。(もちろん「現状は」というのを忘れてはいけない)

この二つは両立できないのか?
そんなことはないですよね。
賛否両論かもしれませんが、同じ時間にできることなので、その1日のうちの少しの時間、子供たちには勝手に何でもやっててもらえば、それで事足ります。
もちろん子供だって5歳・2歳弱ともなれば大体のことはうっすら理解してくれます。
子供も一人の人間なので、伝えかたは十分に考慮する必要はありますが。

かくして、たぬきち家には平和が戻っております。

会社・部署・チーム・家庭・夫婦などいろんな関係の中で生きている僕たちは、どのような関係においてもジレンマが出てきます。
争いも起きるでしょう。
「こうやってあげてんのに何もあの人は考えてくれない」って思うことも多々あると思います。
でも、そんなとき、今一度自分に問いかけてみてください。

相手を思いやるその気持ちは自分勝手な押し付けじゃないか。

これを忘れると、「求めていたものとは全く逆の結果」になります。

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