2022年度 住宅ローン控除の改正
2022年に、
住宅ローン控除の改正
がありました。
結論から言いますと、
メリットが減る内容(控除される割合が減る)
となっています。
控除額に関して、従来は、ローンの残額の
1.0%の控除
だったのが、
0.7%の控除
に変更になっています。
改正の内容が、なんだか、セコイ感じもします。
それでも、活用する価値は多いにありますので、住宅ローンでマンションや戸建てを購入される際は、おおいに活用しましょう。
また、住宅ローン控除の利用の際に、
条件が緩和
された箇所もあります。
例えば、建築年数に関して、従来は、
・マンションなどの鉄筋コンクリート造の住宅は築25年以内
・木造住宅は築20年以内
が対象でしたが、今後は、
新耐震の建物(昭和57年(1982年)以降の建築)であれば対象になります。
※もっとも、従来でも、新耐震の建物であれば、規定の年数を超えている建物でも、
既存住宅売買瑕疵保険、または、耐震基準適合証明書の添付
で対応が可能でしたが、そのためには、調査費用などがかかっていました。
今後は、新耐震の建物という条件さえクリアされていれば、既存住宅売買瑕疵保険、または、耐震基準適合証明が必要がなくなりました。
改正後の内容としては、下記項目になります。
結構細かい項目が記載されています。
また、この他に、注文住宅の場合の注意点としては、
2024年以降
は、
・認定住宅
・ZEH
・省エネ基準
といった認定が必須になりますので、注意が必要です。
そういった認定を取得する為には、必要書類の作成にも手間がかかり、また、費用も発生します。
工務店さんによっては、面倒がる先もあるかもしれませんが、最初にきちんと調整をしておく必要があります。
逆に、認定住宅の対応ができないような先は、避けたほうが良いといえます。
詳細は、こちらのサイトもご参考ください。
https://www.kogumakun.com/mortgage-tax-cut/
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