ITコンサル初めての個人開発(Day1-方針策定)
きっかけ
理系の大学を卒業後、ITコンサルに入社。
やりがいのある仕事と優秀な仲間に囲まれ、楽しく激しく働くこと6年。
2021年冬、念願だったマネージャーに昇進。
それまでも薄々、「自分にはこれといったスキルがないまま、コミュ力だけで誤魔化し誤魔化しやってきてるよな」という自覚がありました。
コミュ力も立派なスキルではあるものの、ITを専門とする以上、それだけが強みなのはいかがなものか・・。
実際、尊敬する上司たちを思い浮かべてみると、なぜか、「プログラミングスキルがあること」といった共通点があったりします。
そんな折にマネージャーとなり、プロジェクトの諸々を自分が決める機会が増え、改めて「このままではいけない」と強く思うようになりました。
クライアントへ偉そうに説明したり、メンバーに指示を出したりしているけど、リアルな自分は一人で何も作れない。
「頭でっかち」になっている。そう痛感しました。
この現状を打破すべく、個人開発を始めることを決めました。
※注
マネージャーくらいになると、仕事でプログラミングする機会はありません。「プログラミングさせるには単価が高すぎるから」です。
なので、個人で取り組むしかありません。
逆に、マネージャーがプログラミングしているプロジェクトは、
「それくらい差し迫った事情のある炎上プロジェクト」と言えます。
スキルの棚卸し
まずはこの6年で経験したことを書き出してみます。
できそうなこと(経験してきたこと)
工程管理
要求・要件定義
アプリ基本設計(機能・DB・IF)
次に、個人開発に必要そうだけど、経験がないことを書き出してみます。
できなさそうなこと(経験してないこと)
画面(UI/UX)設計
実装
テスト全般
デプロイ・資源管理全般
インフラ・アーキ全般
個人開発の方向性
今回は初めての挑戦なので、徹底的にハードルを下げます。
市場のニーズやどのくらいのユーザに使ってもらえるかは全無視で、
「つくりあげること」を最大かつ唯一のゴールとします。
また、コンサル業務と0歳児子育てのすきま時間を使って進めるため、
コスパ重視で次のような指針を定めました。
スマホアプリを作る。
駆使する技術要素が少なそうだから。(適当)画面(UI/UX)は類似アプリを参考にする。
実装はゼロから始めず、Webや本など参考にできるものを見つける。
テストに労力がかからないような小規模アプリとする。
Day2へ
Day2は以下を予定しています。
先人たちの知恵の収集
ツールの選定
WBS(スケジュール)作成
このNoteについて
個人開発を始めるべくググってみると、参考になりそうな情報は沢山あるものの、その全体を網羅的かつ時系列で整理(記録)している情報源は、あまり見つけられませんでした。
Noteでも「こういうアプリを作りました」や「個人開発をやってよかったこと」といった、"結果にフォーカスした"投稿はすぐ見つかりましたが、1から書いているものはそんなに・・?
そこでこのNoteでは、
「開発未経験者が、1から個人開発をしてみた全記録」を残していきます。
実際に作成した成果物やソースコードも可能な限り公開するつもりです。
いつか誰かの役に立てばいいなと願っています!
(誰かの足を引っ張ることになってはいけないので、誤り等あればコメントいただけると嬉しいです!)
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