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居場所づくりがライフワークなのだ

僕は、会社を譲ってほぼ無職になったのだけど、これからの人生で関わった人に居場所を提供することで、自分の居場所をつくれたらいいなぁと思っている。「自分らしく生きたいと思う人」を応援することで、私自身が自分らしく生きたいのです。

「家族との暮らし」も「会社経営」も、「シェアハウス」も「ゲストハウス」も、「農的暮らし」も・・・根っこにあるのは「居場所づくり」関わった人に居場所を提供することで自分の居場所を求め、つくっていたのだと思います。今って、居場所の選択肢がすごく多くて、反面的に今の時代ほど自分の居場所が見つけにくくて、生き難さを感じてしまう時代と思うのです。今の生き難さの正体って何なんだろうね?

何を言やっても自由な時代は、親も学校の先生も、会社の上司も先輩も、自分らしい生き方については誰も教えてはくれない。たくさんの情報があふれているけど、「生き方」って情報だけじゃ意味が無くて、やってみないとわからないことが多いから、やってみる基地のような居場所が必要なんだと思う。僕自身の半生も居場所に迷っていたし、今は自分で創りたいと思ってる。

私がサラリーマンの時は組織のルールや出世のための価値基準にストレスを感じていたし、満員電車に揺られる日々が苦痛だった。よくみんな我慢してるよな!

独立して自分で創った会社も業界という枠のなかのしがらみに息苦しさを感じた。経営して一番嫌だったのが人事評価。人が人を評価するのって、するのもされるのも嫌。多くの時間を社員一人一人と面談してその人の頑張りを称えて、全身全霊の直感で褒賞したつもりだけど、それでも不満な人は必ず出てくるし、いつもこれでよかったのかな?って思いいつのまにか自分が消耗していた。


振り返ると学校では成績を気にして、社会で売上や利益を気にして、人との繋がりまでコミュニケーション能力と言われたり、僕はそういう比較の生き方にピリオドを打ちたかった。

「成功」なんかより「心地よい居場所」が欲しい。僕は僕で良いし、誰もが自分を生きれば良くて、それがなんだろう?自分と気楽に向き合えるといいと思う。シェアハウスの住人には、気ままに自分探しして暮らし欲しいし、時には背中を押してあげたい。誰かと誰かが繋がったり新しい一歩のきっかけになるととても嬉しい。ウェブで世界とつながることができる時代だけど、ローカルでそこでしか出会えない繫がりってもっと大切だと思うの。

仕事のなかに居場所はありますか?
暮らしのなかに居場所はありますか?
それは自分と大切な人にとって幸せな場所ですか?

シェアハウスAzumaが若い人の居場所のきっかけになるといい。
ゲストハウスあずまが大切な人との居場所を考えるきっかけになるといい。一緒に暮らそう!働こう!集おう!遊ぼ!

一緒に畑や果樹をしながら、宿をしながら、生きにくい時代に寄り添える場をつくりたいな。


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