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Coaching Night #01 を開催しました 【イベントレポ】

こちら、mento公式アカウント記事の【再掲】です。

以下、再掲-----------------------------------------------------------------

こんちには。mentoたんげです☺

2020年1月27日にmento主催のリアルイベント『Coaching Night #01 〜人材開発とコーチング』を渋谷某所にて開催させていただきました。その時の様子をレポートさせていただきます。

そもそも『Coaching Night(コーチングナイト)』とは?

コーチ、クライアント関わらずコーチングに興味を持っている皆さまをお招きし、コーチング業界をもっともっと盛り上げていきたいというmento主催のリアルイベントです。(Coaching Nightは今後も継続して実施予定ですので、みなさんご支援よろしくおねがいします!)

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ファシリテーターは弊社代表木村。

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今回は第一弾として「人材開発とコーチング」をテーマに、組織でのコーチング活用に興味・関心のある企業人事の方とコーチを及びして、パネルディスカッション&懇親会を行いました。

定員25名に対し、事前の参加応募は倍率3倍。

コーチングの盛り上がりと期待感をあらためて感じました。

第一部:「そもそもコーチングってどんなものだと思いますか?」

参加者の方同士での交流や議論をメインにすすめるべく、車座と呼ばれるみんなが輪になって座るかたちで進行しました。

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木村「まずは、みなさんが知っているコーチングのイメージを教えてください」

参加者「質問をたくさんするイメージです」
参加者「ティーチングとよく対比されて、何かを教えるのではなく本人が答えを出すサポートをする会話ですよね」

木村「みなさん詳しいから、今日ボク必要ないかもしれないですね...笑」

さすが、Coaching Nightに参加される皆さんはアンテナが高く、コーチングそのものに関する知識やイメージは既に持っていらっしゃる方が多くいらっしゃるようでした。これは期待できる.....!

登壇資料一部抜粋↓↓

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第二部:実際にコーチングを見てみよう!mentoコーチによる公開デモコーチング

百聞は一見にしかず!ということでコーチングへの説明もそこそこに、参加者の目の前で実際のセッションをお見せすることにしました。

大役を引き受けてくださったのはmento登録コーチの山田真有奈コーチ。クライアント役は、mentoでPdM&デザイナーとして手伝ってくれているI君。二人は当日が初対面でした笑。

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I君「今のチームは仲が良くて大好きなんですけど、もっとメリハリつけてやらないとなと思うこともあって....チームの雰囲気を壊したくないからどうやって伝えるべきか悩んでるんですよね....」
山田コーチ「なるほどね。そのことについてI君はどう感じてるの?」
I君「自分はマネージャーというわけでもないし、チームの仲を壊してまで強く言いづらいなって想いがあります。」

こんなやりとりから始まった公開コーチング。文字に起こしてしまうと臨場感が薄れてしまうのがコーチングでもありますのでレポはこのあたりにしておきますが、セッション中、悩んだり、気づいたり、喜んだり、たった15分で表情がくるくると変わるI君が非常に印象的でした。

セッションを真剣に見つめる参加者のみなさん。

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セッション後は、下記のテーマで議論をします。

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木村「セッションを見てみて、普段のコミュニケーションとの違いはありましたか。」

参加者「『なぜそうなっているか』ではなく、『どう感じているか』と感情にフォーカスしているのが印象的でした。」

参加者「『I君は、周りが変わってくれるのを待ってない?』とか、結構ぶっこむけど距離感が丁度いいのが素晴らしいなと笑」

などなど、たくさんの意見や気付きが出てきます。中でも印象的なやり取りはこちら。

参加者「コーチとクライアントが鏡のようになっているように見えました。I君があごを触ったら、あごを触る、姿勢を崩したら姿勢を崩すといったように....」

山田コーチ「あごを触るは無意識ですが、姿勢の変化など非言語の表現はすべて見ています。クライアントが話していることだけでなく、周りの空気やその背景で起きていること全てにコーチは意識を向けています。

なんと.....。かなりリラックスして何気なく話を聞いているように見えて、プロの技が炸裂しておりました。そして満足度はI君の顔を見れば一目瞭然です....。

I君の感想
たった15分間でしたが、コーチが問いかけてくれることで、「自分はなぜそう思っているのか?」と課題に没頭して向き合え、次のアクションまで決めることができ驚きました!特に「その時あなたはどういう気持ちなの?怒ってるの?悲しい?」と感情にフォーカスした問をキッカケに、自分は「なぜモヤモヤしていたのか」の根本に向き合えた気がしました。利害関係が全くない第三者なので、「忖度せずに思ったことを話せる」「踏み込んだ質問をされても真摯に向き合える」ので良かったです。

登壇資料一部抜粋↓↓

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第三部:人材開発ではどのように活用できるの?コーチングケーススタディ

コーチングがどういうものかを実際に体験できたところで気になってくるのが、組織の人材開発でどうやって役立てるのかです。

mentoからお話させていただいた内容はこちら。

コーチングはもはや経営者だけのものではない。1-25年目まで裾の尾がひろがってきている。
・背景として、「キャリアや将来像を描きたい」という不安はもはや会社組織だけでは解決できず、個人で費用を負担するほど大きな痛みになっているから。
・キャリアだけでなく組織内での「もやもや」も多様化・肥大化しており、十把一絡の施策では対応できなくなっている。
・これらの「もやもや」解消はは本人の意識変化と人格的な成長が不可欠であり、そこにコーチングが有効である

登壇資料一部抜粋↓↓

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議論になったのは『マネージャーはコーチの役割ができるのか』という問題。

「評価者ではない第三者からの質問が内省を促すとしたら、コーチングはマネジメントにどう活かしていけばいいのか」というご質問をいただきました。

木村「もちろんコーチング的なコミュニケーションのTipsを1on1で活かすことはできますが、利害関係を持っている時点で純粋なコーチの役割は難しく、それよりもまず重要なのはマネージャー自身がコーチングを受け、やりたいことの言語化や、人格的な成長をしていることではないでしょうか。

登壇資料一部抜粋↓↓

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その後「プロコーチ自身もコーチを付けているのか」という話で盛り上がります。

茂木コーチ「自分もコーチを付けています。プロコーチでもどうしても自分だけでは自分の枠を超えにくいので、コーチの助けを受ける必要があるからです。」

山田コーチ「もちろん付けています。それぞれの質問にどのようなインパクトがあるのかをコーチ自身が実感することが重要ですし、自分が提供しているサービスを使っていないなんてありえない!コーチを付けていないコーチは信用できないです。」

鯉沼コーチ「この流れで付けていないとは言いづらいですが、もちろん自分もコーチを付けています!笑 やはり自分の枠を広げていくのにコーチとの対話は重要だからです。」

さいごに

おかげさまで『Coaching Night #01〜人材開発とコーチング〜』は満足のお声も多くいただき、我々としても非常に学びの多い場となりました。

不慣れな部分もあったかと存じますが、改めてご参加くださった皆様本当にありがとうございました!

参加者の声
「コーチングの概念や組織での活用方法が網羅されていて、コーチングが大まかにどういうもので、どういう活用がされているのかが分かり、イベントに対する期待値と内容が合っていました。」

「デモコーチを拝見できて、質問の仕方など1on1で実際活用できそうと思えたことと、企業の人材開発でコーチングがどのように活用されているかを知ることができました。懇親会でコーチの方とお話しできたのも貴重な機会となりました。」

美味しそうな懇親会のサンドイッチ。

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今後もCoaching Nightは継続して実施していければと思いますので皆様ふるってご参加ください。実施告知はTwitterがメインでさせていただいておりますので、是非フォローをお願いします〜:D

今後ともmentoをよろしくお願いいたします。

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