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DIYの八割は、事前準備である

■壁に亀裂が……

 以前にDIYで行った家の外壁補修の再点検をしました。

 補修箇所は時間をかけただけあって、とても綺麗な仕上がりです。思わず自画自賛してしまいます。

 ですが、周囲の外壁の状態をくまなく見て回ると

 「あ、壁に亀裂が……」

 壁にいくつかクラックがあるのがわかり、げんなりしてしまいました。

 クラックというのは、外壁に走る亀裂のことです。

 髪の毛のような細さの亀裂はヘアークラックと呼ばれ、経年劣化により自然発生するもの。亀裂も浅く水分も入り込まないので、基本的には様子見でよいのですが、大きな亀裂は構造クラックと呼ばれ、地震などの衝撃によって生まれたものが多く、深さもあるので、すぐに修理が必要です。大きな亀裂から雨水が入り、奥まで浸透して、内部から壁自体を駄目にしてしまいます。

 どれもがヘアークラックよりは大きいですが、深さはそれほどでもなく、構造クラックとまでは行かない程度の亀裂だったのが不幸中の幸い。

 さっそく自分で補修することにしました。

■作業の八割は、事前準備

 すぐにスマホで外壁の補修方法などを検索します。

 以前にも壁の補修したことはあるので、ある程度の方法は知っているのですが、自分の知識を過信してはいけません。

 DIYの基本は、下調べだと思っています。なので、自分の知識に間違いはないか確認する意味でも毎回一通り調べることにしています。

 作業に必要な道具を揃えるため、近所にあるホームセンターに行きます。すっかり常連になったホームセンターの店長さんから、おすすめの外壁補修材を教えていただいたのでそれを購入しました。

 下調べを終え、道具さえ揃えてしまえば、作業の八割は終わったようなものです。

■作業開始

 汚れてもいい服装、ゴム手袋を身にまとったら作業開始です。

 工程は以下の通り。

 1、亀裂から埃や汚れなどを丁寧に取ります。

 2、マスキングテープで亀裂以外をマスキングします。

 3、壁用の補修材で亀裂を埋めます。

 4、補修材が乾燥し固まる前にマスキングテープを剥がします。

 5、完成。

 文字にすると簡単なのですが、綺麗に仕上げるのは結構難しかったりします。特に1と2が重要です。

 以前に比べれば上達した僕のマスキングも、YouTubeなどでプロの業者さんの仕事と比べるとやはり素人レベル。まあ、そこそこ綺麗に仕上がったのでよしとします。

 作業を終え、ビールでも飲めたら最高なのでしょうが、生憎と僕は下戸なので烏龍茶を飲みながら達成感の余韻に浸りました。

 最後まで読んでくださってありがとうございました。

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