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お金に対するマインドを変える

お金に対しての捉え方

最近色々あって会社を一旦休職することになった。 そう決まった途端頭に浮かぶのは「お金の不安」である。 一応傷病手当は申請する予定だが会社側が書類の提出を拒否するかも可能性もあるし(←会社がとことん嫌がらせしてくる可能性大)、貰えたとしても給料の満額ではないし、今後の生活費の事を考えると不安で不安で仕方ない。
でもある日ふっと疑問に思った。
お金に不安ってもっと前からあったよね、と。
普通に働いていた時だって常にお金の不安がつきまとっていた。結構いい歳なのに老後資金2000万とか全然貯めれてないし、南海トラフとか富士山噴火とか大災害があって日本がもっと不況になったらどうしよう。今の貯金では全然足りない!っと。
また給料に関してだって常に不満に思っていた。あんなプレッチャーの大きい仕事して会社の売り上げの軸になる部署で重要な仕事していた割には給料低いなって。
でも最近、そういったお金に対する思いで不安や不満も持つのはそもそもお金に対しての捉え方が間違っているのではないかと思うようになった。
ひと昔前大ベストセラーになった「夢をかなえるゾウ」って本の中でゾウ(ガネーシャ)はこう言っていた。

お金いうんはな、人を喜ばせて、幸せにした分だけもらうもんや。せやからお金持ちに『なる』んは、みんなをめっちゃ喜ばせたいて思てるやつやねん。

夢をかなえるゾウ

そんな事一ミリも考えてなかった。
せっせと毎日働くのは、

第1「日々の生活のため」
第2 「老後資金を貯めるため」
第3「自分の物欲を満たすため」

第4「もしもの緊急事態(天災とか自分が大病した時)のため」

この4つしかなかった。
人を幸せにするために仕事をするなんて考え方は頭の片隅にもなかった
給料って会社でしんどい思いしたり、嫌な人とか嫌いな上司と接する”我慢料”だと思ってた。
もし自分が毎日の仕事を「会社の売り上げのため」「上司に怒られないようにするため」ではなく「人に喜んでもらうため」「人を幸せにするため」というマインドで働けていたら、そもそもこんなパワハラなんて会うことになかったかもしれないし、適応障害になることもなかったかもしれない。
もっと遡ると、こんな人を人とも思わないような社長の会社に身を置くという選択をしなかったかもしれない。(まぁ面接で社長に人格なんてわかる訳じゃやないんですけど)と思った。

寄付をしてみた

この機会に「お金に対する考え方を変えてみよう!」と思うようになった。
(なんとなくだけと今は人生の転機な気がして、既存の価値観を変えているいいタイミングなんじゃないかと)
書籍「夢をかなえるゾウ」の中でガネーシャが主人公に与える課題の1つに「募金」がある。

「募金」かぁ。
世のため人のため的な寄付?
思う起こす限り、私した事ない気がする。
そんな折、散歩がてらに出向いた近所の神社でミツバツツジ群落保護のための募金をしているのを知った。
ツツジかぁ。春になってこの神社の境内がツツジでいっぱいになったらきっと素敵だろうなー。そんな光景を想像してあたたかい気持ちが湧いてきた。
よし募金しよう!
募金は一口分の1000円にした。一瞬5000円もしくは1万円くらいしてみようか考えたが、まずは行動してみる事が大切!と自分に言い聞かせ1000円を募金してみた。

寄付をして得た不思議な感覚

人生初の寄付は気持ち良い気分で終わった。
表現が難しいが、ふんわりとした平和で暖かい空気に包まれたような感覚と不思議な充足感を持った。寄付をしたので事実ベース自分の財布の中のお金は減っているのだが、なぜだか満ち足りた気分でいっぱいなのだ、不思議な感覚だった。

そしてその日の晩、半年以上メルカリに出品していて何の反応もなかった商品がいきなり売れたと通知が来た!
なにこれ単なる偶然?なんだか嬉しいな。
もしかしたら寄付という行為をすることにより自分の中にある”お金がない”というネガティブな感情とお金に対する執着心が薄まって、それが何か見えない力で“金運”としてうまく回り出したのかもしれない。そう思えた。


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