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気持ちの赴くままに行動したらミラクルが起きた話①

どう繋がってゆくのかわからないけど、思うままに書いてみたいと思います。

今年3月、とあるマンドリン楽団の演奏会に行きました。
その楽団は私と同世代の方々が運営している団で、結成当初から私にはアコガレがありました。もう、20年近く前の話です。
また、今ほどネットが発達していなかったので、情報は風のウワサ程度にしか仕入れることができませんでした。

当時、団員募集もされていたようですが、敷居が高く(感じられ)、地域も少し離れていたため、遠くから「羨ましいなぁ」なんて感じで眺めていました。そして、素晴らしい作曲者の方々を生み出した団でもあります。
(指揮者、作曲者の方が作った団・・の方が正しいのかな?)

そして現在は、若い方の育成に力を入れていらっしゃって、時と共に進化されている、とてもステキな楽団です。自分が今20代だったら、間違いなく飛び込んでいたと思います。

現在、私は自分の所属する団のSNSを管理しているため、その団の演奏会についての情報は得ていたのですが、行くことの予定はしていませんでした。

が。
演奏会の3日程前に、うちの団員から「知り合いが出るのでチケットありますよ」というような連絡が入り、改めて曲目を見たら「結構良いかも」と気づき、そのまま気持ちは京都へ飛び、同時に新幹線のチケットの手配をしました。(開催は京都でした)

演奏会はとても素晴らしくて、私は「帰りたくない」と正直思いました。
このまま、ギタマン(ギター・マンドリン)の世界にずっといたい。そんな気持ちになりました。(今でこそ、再び片足を突っ込んでいますが、それ以上にどっぷりと浸かりたい、みたいな感覚です)

※私は学生時代よりギター・マンドリンアンサンブル(オケ)が大好きで、卒業後も社会人団体に所属していましたが、諸事情により通算して15年程のブランクがあり、昨年、たくさんの偶然が重なって復帰しての「今」です。
それに関連するのがコチラ。

ブランクの間は、とにかくギタマンのことを考えないようにしていました。
そして、ギタマンに代わるものを見つけようと必死でした。
note初期の頃に書いていたピアノの話や、インテリア関連の話も、全てギタマンの代替えのためのものでした。
でも、結局戻ってしまったし、ギタマン界へ戻ることが私の1番の幸せだと気づきました。いえ、知っていたけど「戻っちゃいけない」と言い聞かせていました。
(この辺りは、また機会があれば、ですが)

それでもブランクの間、私はどうしても我慢できずに、ギタマンオーケストラのCDを買って、一部の新曲を聴いていました。それが12年くらい前の話でしょうか。心が折れそうでも、もう自分は「みんな」と一緒にステージに立つことはないだろうと思いつつも、ギタマンの曲を聴くと幸せな気持ちになれました。

そして、その中でも私はある作曲家の方の曲が大好きで。
本当に本当に大好きで「どうしてこんなに美しい曲を作ることができるのだろう」と曲を聴いて涙ぐむほど、その方の作る曲が好きで。
現実でどれだけ別世界に行こうが、その方の曲は私の宝物のようなものでした。(その方も同世代の方なので、曲が出回る〜最盛期が私のブランク期間だったこともあり、私はその方の曲は1曲しか演奏したことがありません・・)

長くなったので一度止めます。

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