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Less is more.

「あなたは、
 あなたが伝えたいと思っている情報を
 全部伝えようとしている。」

と指摘された。つい最近のこと。
きっかけは、私の説明が長くて
回りくどいことからだった。

「あなたの伝えたいことと、
 相手が知りたい情報は違う。
 もっと要点を搾って
 短く分かりやすく話さないと。」
「全てを話そうとしなくていいの。」

加えてこの言葉を言われたとき
ある言葉を思い出した。

「Less is more.」

昨年通った、コピーライター阿部広太郎さん主宰の
言葉の企画で初回の講義に出てきた言葉。

「説明の羅列は企画ではない。
 引き算することが大事。」
「出口まで進んで行きたくなる入口を。」

企画生の提出した課題を
受けておっしゃっていた言葉だった。


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初回の課題では自己紹介を
1つの紙にまとめる課題があった。

その中で当日印象に残った講評がある。

情報が多すぎると、
伝えたいことが伝わらないということ。
書き過ぎは相手に
不安を感じさせるということ。
準備の段階でたくさん
書き出してみることはいいことだけど
それを削ぎ落としていくこと。

この言葉を聞いてから
企画書の言葉や、普段の生活の中でも
自分の発する言葉を、意識するようになった。

でも、それは
まだまだ途上だった。

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Less is moreは
話し言葉においても必要なことだった。

冒頭ハッとさせられた一番の理由だ。

私が長々と話してしまっていた理由は、

「話したいことがありすぎた」

「自分の言葉がまとまっていなかった」

「自分の話す言葉に自信がなかった

ことが原因だった。

さらに、回りくどく話した原因は
「言い訳をして自分の防御線を張るため」だった。


もし、自分が話を受ける側だったらと考える。
そんな言葉を聞いて相手はどう思うだろうか。


冒頭、正直に言葉にしてくれたことに感謝したい。


恥ずかしいことに、言われなかったら
自分で気づけなかったから、、。

またそうなってしまいそうなとき
忘れない為に、此処に記します。


おしまい。















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