【スタッフ紹介】探究学舎の屋台骨「窪田康孝」
こんにちは!
探究学舎のホッシーこと星川です。
今回は探究学舎の偉人・・いやスタッフ紹介第一弾として、こちらの方を紹介致します!
その人物はこちら!
来ました!せーの!「くぼたやすたか言ってみよー!ハイ!」
上記の掛け声をご存知ない方は、こちらの記事をご覧ください笑
参考記事:【探究学舎の授業の秘密って?】授業を彩る偉人たち
日々カスタマーサクセスを実現するべく、目に見えないところで探究学舎を支え続けている窪田さん。まさに、屋台骨のような存在なのです。
そんな窪田さんの活躍に光を当てたく、今回インタビューさせて頂くことになりました!
実は窪田さんとは同期入社なのですが、面と向き合ってお話することも少なかったので、とても新鮮な気持ちです。
<以下インタビュー>
ー仕事内容について教えてください。
窪田康孝(以下窪田)窪田康孝と申します。2019年の3月に探究学舎に入社しました。現在は、顧客問い合わせの対応全般やイベント時の顧客対応。授業をサポートするグループファシリテーター。探究マガジンの編集・配信。アプリの設定や改修、従業員の勤怠管理なども担当しています。
※探究マガジンとは探究学舎からお届けしているメールマガジンです。(教育系の記事や最新のイベント情報などを配信しております)詳細はこちら
ー入社のきっかけは?
窪田 前職では、塾や幼児教育・英会話などを展開している教育事業会社の本部におり、教室の立ち上げ・運営指導・社員研修から、次世代の教育の変化を見据えた新たな打ち手の企画立案など、幅広い仕事をしていました。
新しい教育に関する情報を集める時に、ネットニュースで探究学舎を知り、その後、情報収集の一環で読んだ「強烈なオヤジの本(以下写真)」で衝撃を受け、探究学舎の教育方針やその授業スタイルなどへの興味が増していきました。
いわゆる普通とされている勉強スタイルで学んできた中で「そうか!こういうアプローチがあったか!」と物凄く衝撃を受けたんですよね。
加えて、ちょうど自分の家庭においても長男が小学校に上がるタイミングということもあり、育児や発達理論、脳科学、心理学などの本も沢山読んでいました。その中で子どもの「好奇心」に関心が高くなっていたことは、探究学舎に興味を持つきっかけとして大きかったです。
その後、探究学舎のイベントに参加し、代表の宝槻に出会ったのが最初の接点です。そこでやっていた内容は、「カレンダーの探究」でした。
「1年はなぜ365日なのか?」「1週間はなぜ7日間なのか?」「1日はなぜ24時間なのか?」などを探究していく模擬授業があったのですが、最前列で「やばい、超面白い!」と思いながら仕事であることを忘れ、子どものように話を聞いていました。あまりにも熱心だったため、宝槻から「そこの目を輝かせている男性に質問です!」と、授業中に何度か発言を求められました(笑)
イベントを経て、どのような切り口で探究的な教育を推し進めているのかに一層興味を持ち、その後出版された「スゴイ授業」の記念イベント含め、数多くのイベントに参加しました。
星川 イベントへの参加を重ね、探究への理解を深めていったのですね。その後の転機はどこにあったのですか?
窪田 従来の教育を生業とする場所(塾など)はすでに成熟した市場になっている一方で、興味や好奇心の醸成を行っている塾や教育機関がほとんどないことに危機感を覚えたことが一番大きかったと思います。
教育に携わるものとして、自分の残りの人生を何に費やし貢献していきたいかを考えた時、「興味開発」は今後絶対に必要になる分野だと強く感じていたこともあり、そのためには探究学舎の教育手法・視点をもっと世間に広めていきたい!と強く考えるようになっていきました。
その後、すでに個人的に交友関係にあった宝槻に直接連絡をし、飲みにいくことになりました。そこで自身の教育観の変化と、外から見た時の探究学舎の課題、自分のできる貢献の仕方についてプレゼンをしました(笑)
星川 飲み屋でですか!大胆ですね(笑)
窪田 以前の会社で数年前に急成長した時期があり、その時に起きた問題や土台となる足場がぐらついた経験を踏まえて、探究学舎が今後そういったフェーズを迎えるであろうことが予測できたんです。
探究学舎に大きな可能性を感じる一方で、外部の同業者として見たときに多くの課題感も見えました。
そういう部分の指摘と、そこに対して自分ならこう役立てられる!と宝槻に直接プレゼンしました。飲みながらですが(笑)
そこからもコミュニケーションを重ね、2019年3月に入社となりました。ちなみに息子もその後、探究学舎に入塾しました。
ー仕事のやりがいについて
窪田 一番は顧客対応の裁量が大きいことですね。一般的に、顧客対応においては会社のスタンスをブラさないことが経営上は善とされますが、状況によってはそれが最善にならないケースが多々あります。
特に会社が大きければ大きいほど、良くも悪くも「金太郎あめ」の行動規範を求められます。マニュアルがその最たる例ですね。
でも、探究学舎にはマニュアルはないです。それは、生徒はもちろんのこと、私たちスタッフも「自分らしくある」ということを重視しているからで、そうした考えに基づくからこそ、状況に合わせて自分で判断することが求められてると感じます。自分の判断で柔軟に対応でき顧客に寄り添った対応が出来る、それがとても嬉しいですね。
今後拡大していく中で、個別対応なども難しくなることもあるかと思いますが、顔の見える顧客対応を常に心がけていきたいです。
また、以前の会社では本部にいたため、現場から遠い環境に寂しさも感じていました。今の仕事では、顧客との距離が近いことがとても嬉しいですね。
星川 素敵ですね。いつも思うのですが、TANQ-MAGAZINE(探究学舎のメルマガ)の文面からも優しさがにじみ出ているように感じます。
窪田 TANQ-MAGAZINEでは、教育系の記事などを配信することがあるのですが、子育ての新たな視点や選択肢などのヒントを得るツールとして、使っていただけると嬉しいなと感じています。
子育てをする上で、親の関与や環境要因はとても強いと感じているので、親自身が持っている「子どもはこうあらねばならない」「子どもに対してこうあらねばならない」というMUSTを取り除きたいと思っています。
ーこれまでで一番大変だったことは?
窪田 間違いなく探究学舎アプリの導入ですね(笑)
アプリからは探究スペシャルの申込が行えるのですが、この受付開始日時が日付しか設定できず、時間は0時で固定なんです。これを知った時に「やばい」と思いましたね。
アプリ導入後、初めて探究スペシャルの申込開始を迎えた時、「絶対に何かかが起こる(汗)」と思いました。夜中に問い合わせが来ることを見越して、0時前からパソコンを開きスタンバイしていたんです。
そして迎えた0時だったのですが、案の定、アプリの申込決済でエラーが多発し、その後4時くらいまで問い合わせが続いていました。。。
夜間を通して対応を続けたのですが、何よりその期間がとても大変でしたね。
ーTANQ-MAGAZINEでこだわっていることは
窪田 自分の中で大切にしていることは、「書き手の顔の見える文章」にすることです。単なる情報提供のための無味乾燥なものではなく、書き手の感情や温度感が伝わるような内容にしています。
そのため、読んで下さっている方はご存知かと思いますが、TANQ-MAGAZINEでは毎回、自身の身近な話題からスタートするようにしているんです。
ー好きな授業コンテンツはどれですか?
窪田 理系コンテンツが好きですね。算数発明編や幾何学編は面白かったです。自分自身、もともと数学が好きなので、探究的にアレンジされるのがとても新鮮です。
ーひとりの親として、探究学舎に出会ってからの子どもの変化などはありますか?
窪田 探究学舎に通い出した長男は、今、元素にハマっています。また探究に入ってからはこれまで以上に「あれがしたい」「これがしたい」という要望を投げてくることが増えた気がします。
今まで以上に「自分の興味・関心に基づき行動することが増えた」と親目線でも感じています。
僕自身にも変化があり、娘や次男に対しても、この子たちの興味のタネはどこにあるのかというのを常に考えるようになりましたね。あと、親の考えの型に子どもをはめようとしない、というのも以前よりも強く意識するようになりました。
ー今後どのようなことをしていきたいですか?
窪田 TANQ-MAGAZINEの書き手を増やしたいですね。そして、子どもの探究心を上手く応援されている家庭に取材し発信していきたいです。
子どもの変化という視点だけでなく、親の関わり方事例も伝えていきたいと考えています。
いかに家庭で学び、探究習慣を生み出せるか。そのきっかけづくりをどのように提供していくか。これは大きなテーマですね。そして、子どもたちの前で教えることにも今後はトライしていきたいです。
【編集後記】
窪田さんのお話を聞きながら、穏やかな表情の裏に秘められた熱い情熱を感じ、その想いに心動かされました。
そして、同期入社でもあったのですが、知らないエピソードも沢山あり、改めて素晴らしい仲間に囲まれて幸せだなと感じる時間でした。
記事を書き終えてみて、改めて窪田さんの人となりや想いが、1人でも多くの方に伝われば嬉しいなと感じています。
今後の探究学舎のスタッフ紹介もお楽しみに!
(ライター:ホッシー)
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