クエストとグラフの成長過程

探究学舎の新発明!子どもたちの探究を加速させる「クエストシステム」とは!?

こんにちは!
探究学舎のホッシーです。

突然ですが、みなさまもご存知の通り、探究学舎には多種多様な授業ラインアップが存在しています。

授業ラインアップ

どの授業も自信を持ってオススメできる内容となっており、「子どもたちの好奇心に火がつきました!」と感想を寄せてくれる保護者の方も多いです。

「興味開発」を通して、子どもたちが自らの「情熱の在りか」を見つけ、それをライフワークにして生きていく。

そんな未来を目指し、日々新たな授業、仕組みを創り続けています。

そこで、当社が本年度から一層力を入れて取り組みたいと考えているのが、火のついた好奇心、探究心を持続させる仕組みの開発です。

画像2

今回は、そんな子どもたちのマイ探究を促す新たな仕組み、名付けて「クエストシステム」についてご紹介いたします!

クエストシステムとは

子どもたちが「わあ!それやってみたい!」と感じる魅力的な課題を生み出し、それに次々に取り組んでいくよう促す仕組み、それがクエストシステムです。

様々な「探究課題=クエスト」をあらかじめ用意し、子どもたちの背中を押します。

例えば、
・自分だけの「マイ周期表」を作ってみよう!(元素編)

リアル元素周期表

(上図:実際の元素を使用したリアル周期表)

マイ探究の様子

(上図:オリジナルの周期表・元素かるたづくりの様子)

・尊敬する戦国武将や忍者になって、お城の特徴を探究しよう!(戦国英雄編)

戦国のマイ探究


・橋の構造を探究し、パスタでオリジナルの橋を作ろう!(建築編)

パスタブリッジ5

などなど、多種多様なクエストを展開予定。こうした魅力的なクエストの中から、自分がやってみたい物を選んで取り組んでみる。

その繰り返しの中で「興味を持ったことをとことんやってみる!」という探究習慣を身につける仕組みです。

そして、この仕組みを支える探究グッズがこの「クエストブック」です。

クエストとなさき

これは、自分が取り組んだクエストの記録を残していくためのもの。

6色のカードから自分がクリアしたクエストの色を選んで「いつ、なにを、どんな風に」取り組んだかを記して保存します。

クエストカード

クエストカード2

ところでなぜ6色なのか??それは以下のような秘密があるからです。

まず、あらかじめクエストの種類を6つにカテゴリーに分類しておきます。

・赤 表現系クエスト 
 歌ったり、踊ったり、プレゼンしたり。

・橙 体験系クエスト 
 足を使って、色々な場所に行ってみる。

・黄 創作系クエスト  
手を動かして、何かを作り出す。

・緑 協力系クエスト
 他人と一緒に協力しながら取り組む。

・青 思考系クエスト 
 頭を使って、考え抜く。

・紫 独創系クエスト 
 オリジナルな探究プロジェクトに取り組む。

そして、探究学舎のロゴと同じ六角形のグラフを用意し、子どもたちが色分けされたクエストをクリアする度に、対応する色のシールをグラフに貼っていきます。

グラフがシールで埋まっていくにつれて、その子が何色の特性を持っているのかが見える化されていくという仕掛け。

周囲の親や子どもたちが、その子をより一層理解するためのアイテムとしても機能していくでしょう!

クエストとグラフの成長過程

このように、授業で灯された好奇心の炎を絶やさず、燃やし続けていく。その過程で自己や他者への理解が深まっていく。

これこそが探究学舎のクエストシステムの真髄なのです!!

この仕組みによって、子どもたちがやりたいこと、本当に情熱を注ぎたいことを見つけ出し、その興味の芽を育てていくこと。

一人ひとりのマイ探究が更に加速していくことを、考案者の代表はじめ、スタッフ一同切に願っています。

次回のnoteでは、早速始動したクエストシステムの様子を記事にする予定ですので、お楽しみにお待ちくださいね。

【ライターの余談】
将来的に、このクエストシステムと、講座の受講履歴などを使って、君は〇〇の偉人タイプだ!といった探究診断みたいなものができないかなーと個人的には考えてたりします。

(例)
・「物理編」「宇宙編」を受講
・青色の思考性と紫色の独創性が高い傾向

上記のデータを入力すると
→君は宇宙の真理を頭の中で解き明かしてしまうアインシュタインタイプのようだな!君のような特性の子が活躍しやすい職業としては、宇宙物理学者などがあるぞ!

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といったように、その後の探究の道しるべ(オススメの本や博物館、研究機関の紹介など)がセットで示されるような仕組みがあったら面白そうだなーと妄想したりしています笑

答えや道しるべのようなものが示されるのは、これからのVUCAの時代では、逆に正解ではないのでは?という気もしますが、参考程度にあっても楽しそうだなと。

余談でした。

(ライター:ホッシー)


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