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『考える力を育める 探究学舎という習い事』 コロナ禍でも生きた学びを

「いま1番熱中していることは、探究学舎!」と言う、北海道在住の小学3年生櫻井健(さくらいけん)くん。探究学舎の授業では、けんくん、父、母の3人でカフート(※1)の表彰台を独占するという前代未聞の快挙を成し遂げるなど、ご家族で探究学舎を楽しんでいる様子が伝わってきます。
本日はけんくんとお母様に、どのように探究学舎を楽しんでいるのかお話をうかがいました。

(※1)カフート…オンライン授業で使用しているクイズアプリ

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探究学舎の受講を始めたきっかけ

新型コロナウイルスの影響で全国一斉休校になった、2020年春。休校と同時に探究学舎は3週間にわたり、YouTubeで無料授業を配信しました。けんくんは、家族全員で毎日朝食を食べながら授業を観ていました。探究学舎の授業の面白さにどんどんハマっていったといいます。このときのことを「衝撃的な出会い」と、けんくんのお母様は語ります。けんくんも「ズキュンってやつ」と、オンラインで受講した「きみの仕事編」に出てくるセリフを引用して、探究学舎との運命的な出会いを表現してくれました。

けんくん一家が探究学舎の受講を始めた背景には、コロナ禍による「学びの制限」がありました。「コロナ禍になりいろいろな場所に出かけられなくなりました。近くある宇宙のことや化石を展示している博物館があるのですが、小学生になったけんを連れて行きはじめたところで行くことができなくなりました。旅行ももうしばらくできていません。」
また「博物館や旅行に行けなくなったことを、探究学舎で補っている部分はとても大きいです」と、コロナ禍ゆえの「探究学舎での学びの意義」についても語ってくれました。

ありのままのけん君

探究学舎を受講する以前から、いろいろなことに興味があったというけんくん。習い事のスケジュールで1週間が埋まっているといいます。友達に誘われたサッカー少年団に興味を示し、すぐに入団したことも。受講している日曜日は習い事の試合と被る日も多く、授業後のホームルーム(※2)に参加できない日は、けんくんに頼まれたお母さんが出席していることも珍しくありません。けんくんは欠席してしまった授業はもちろん、受けた授業は何度もアーカイブで視聴するといいます。「最近は忙しくてアーカイブが溜まってきちゃって…」と、残念そうに語るけんくん。探究学舎が大好きという気持ちが、こんなところからも溢れ出ています。

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もともと好奇心旺盛な性格ですが、探究学舎を受講してからさらにいろいろなことに興味が広がったといいます。「(探究学舎に入って初めて受講した)『宇宙編』を受ける前は、夜空はただきれいだなと思うくらい。今では月をただ望遠鏡で見るだけではなく、クレーターなどを勉強してより詳しくわかるようになった。探究することはとても楽しいです。」
「宇宙編」の受講をきっかけに、探究学舎内のオンライン部活動である天文部に入り、月食をみんなで見るイベントに参加しました。自分が住んでる地域から月食をきれいに見せられるように、オンラインでつながった子どもたち同士でアドバイスし合いながら、夜のひとときを楽しみました。「『宇宙編』を受けていなかったら、月食を見てみようとは思わなかったと思う。」と、語りながら全国の子どもたちと月食を見た興奮を語ってくれました。
また近くの公共施設で行われた星のクイズに正解したこともあり、「『宇宙編』を受けていなかったら参加しなかっただろうし、クイズの意味もわからなかっただろうな。」と、1テーマの授業を受講しただけでもこんなにも興味が広がったと、嬉しそうに教えてくれました。
「どんなテーマの授業でもとりあえず、まず受けてみる。」と、話すけんくん。受講前はあまり興味がなかった「元素編」では、授業で化石が出てきたりして、もともと恐竜好きのけん君にとってうれしいつながりがありました。「元素編」をきっかけに、アンモナイトのクリーニングも行ったそうです。探究学舎の「驚きと感動の種をまく」授業と、まずはやってみるというけんくんの姿勢が相まって、けんくんの世界はどんどん広がっています。

(※2)ホームルーム・・・探究学舎の授業後に行われている、子どもたちのオンラインコミュニティ。一つのホームルームは、20〜30人の子どもたちと、1,2名のホームルームメンターと呼ばれる大人のスタッフで構成されている。

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お母様から見たけんくんと探究学舎

「探究学舎を受講して1年近く経った3年生の始めの頃、授業参観があったんです。」オンライン通塾「科学実験編」の授業で「気流」を扱った少し後のこと、参観日の授業内容は「風」でした。お母さんは特に何も思わず見ていましたが、他の保護者の方から「けんくんが1番考えて授業を受けていたね。」と、言われて驚きました。「探究学舎を1年受けて、考える力がついたんだなと実感しました」。
 そのときまでお母さんは、探究学舎を友人に伝える難しさを感じていました。だからこそ、探究学舎が「考えることができるようになる習い事」だと気がついたことへの感動は、大きかったといいます。けんくんが小学3年生になり学校で理科社会の授業が始まったことで、探究学舎の授業内容が学校の勉強にもどんどんつながってきているとも感じているそうです。

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「とにかく私がすごく楽しい」と、お母さん。授業は、けんくんとは別のデバイスで入って一緒に受講したり、カフートしたり。ホームルームにも「けん母」の名前で、画面や音声はオフのまま視聴することもしばしば。父、母、けん君でカフートの表彰台を独占したのも、たまたまお父様も家にいて、それぞれ別のデバイスで参加していたからだったそう。「途中で誰か答えるのやめようよ」と言い合いながらも、家族全員最後まで答えてしまう程楽しんでいたといいます。「ディスコード(※3)でのオンラインの保護者コミュニティで友達ができたりと、子どもも大人もつながっていくのがおもしろい」子どもの部活動と同じくらい大人の部活動も盛り上がっています。ディスコードはスマートフォンのアプリのため基本的にはお母さんが開き、子どもの部活動をチェックして、開催されるイベントをけんくんに伝えたり。親子で大人のマージャン部に参加することもあります。授業やホームルームで関わる探究学舎のスタッフも来るため、子どもや保護者同士だけではなくスタッフとの交流も盛んです。オンラインを最大限活用し、全国(全世界)とのつながりの中、探究学舎を楽しんでいることが伝わってきました。

 「探究で1番好きな先生は、福井健(ふくいけん)。だって、「いけん」(井健)が同じだから!(笑)」と、お茶目な一面も見せてくれるけんくん。これからも家族で楽しみながら、持ち前の好奇心を大切にぐんぐん大きくなってほしいです。

(※3)ディスコード・・・探究学舎のオンラインコミュニティで活用しているチャットアプリ。もともとはゲーマーのコミュニティ用に作られたもの。探究学舎ではホームルームのクラスや、部活動、保護者用などにチャットルームを分けて運用している。

記事を書いた人:せりちゃん
探究学舎のオンラインメンターとして、子どもたちの学びと心に寄り添っている。
19歳のときの小笠原諸島への1人旅がきっかけで、離島は山も海も全てが遊び場なんだと気がつく。離島に住みたいという夢を抱きながら、屋久島に住みつく。
屋久島でのコミュニティーを広げたいとの想いと、また自分がやりたいことを追い求めたことで、島内では福祉•飲食•宿泊業に従事している。

企画・編集:あい
探究学舎広報担当。【価値ある接点の最大化をデザインする広報】を目指し、日々楽しく奮闘中。趣味はドライブと朝活。

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