アベ社長日記#13:退任まであと28日
アベ社長日記#13:退任まであと28日
ドイツの女社長(2007年8月29日・水)
夕方、ドイツからお客さんがあった。同業で提携先の会社の女社長さんだ。表向きにはISO14001とか企業の環境対策の研修視察ということになっているが、夏休み旅行であることにほぼ間違いないと僕は思う。
5時から会社で簡単なレセプションと記者発表をやって、その後は家に来てもらって歓迎の夕食会。ドイツの社長さんは妻とビールの一気飲み競争で盛り上がる。
明日の予定はどうするのと聞くと、京都に行って、ちょっと講演をして抹茶を飲んで、その後大阪に寄って関空から帰ると言う。京都からなら、関空までまっすぐ「特急はるか」に乗ればいいのにと言うと、大阪で世界陸上を見たいそうだ。社員が何人か出ているので応援とのこと。まったく元気なおばさんだ。
食事が終わって別れ際に「また洞爺湖で会えますよね」と僕。
何のことかというと、同業の有力会社7社が定期的に集まる会合(通称G7・宿泊宴会込み)があって、次回(来年の夏)は僕の会社が幹事になっている。どこか目新しくて涼しいところがいいかなと思って、北海道のお洒落なリゾートホテル(ザ・ウィンザーホテル洞爺)をどーんと一棟貸し切りにしたのだ。
女社長は「アベちゃん、来年の事を言うと鬼が笑うよ」とけらけら笑う。「じゃ、元気でね」。8:34玄関先でお見送り。
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