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9月29日 カラフルが好きなのもシンプルが好きなのもどちらも私

カラフルでレトロなものが好きな一方で渋い古道具も好き。フリルやレースがついたお洋服も好きだけれど、モノトーンのスッキリとしたシルエットも好き。ちょっと背伸びをしたオシャレも好きだけれど、軽くて着心地の良い格好も好き。

ものを作っていると、自分のことが色々とわかってくる。今まで私はこれが好きなんだと思っていたものが、実は思い込みだったりもするのだ。それに気がついた時、自分で自分をがんじがらめにしていたんだとわかり、そっと心を抱きしめてあげる。

ものを作るとは自分を見つめ直す機会にもなるんじゃないかと思う。無心で作っているようで、色々な考えや感情や過去のことや未来のことを思っている。だから自分のことを◯◯が好きな人、◯◯系な私、と一言で括ってしまうとだんだんと作るのが苦しくなってくるのだ。

泣いている私も笑っている私も、踊っている私も静かに絵を鑑賞する私も全て自分なのだから。もっと複雑で煩雑で迷路みたいな回路が身体中に張り巡らされていると思う。

でもその回路の中心にいる私はなかなか変わるものではない。木の幹が変わることはないけれど、葉は青々しく芽吹き、紅葉して、落ちていく。移ろっていくところもあれば変わらないところもある。全てひっくるめて私だ。

改めてそう思った今日。
移ろう気持ちや考えを日記という目に見える形にして、未来の私への贈り物としたい。

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