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【読書メモ】 「 すいませんほぼ日の経営 」 糸井重里

読んだ。「 すいませんほぼ日の経営 」

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・「誠実」と「貢献」を重要視する。誠実は姿勢であり、貢献は喜びである。誠実は信頼を産み、貢献において人は新しい機会を得る。
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・ほぼ日の行動指針は「やさしく」「つよく」「おもしろく」。助け合い、実行し、価値を生み出す。
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・会社の仕事には直接に利益につながりにくいけどやった方がいい事も含まれる。たとえば「雪かき」「お祭りの寄付」「峠の茶屋の維持」
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・事業のベースは「人に喜んでもらえるか?」。顧客の創造を追求する。「幸福」を基準にした資本主義のようなことが出来ないか?
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・作る人と欲しいと思う人の間に敬意があって、それがごく自然に交換されていく関係ができたら嬉しい。関わる人の誇りになるような仕事が作りたい。
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・1日は「LIVE」だけど重なると「LIFE」になる。手帳自体が自叙伝になる。
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・人は「いい時間」を過ごしたい。自分が過ごしている時間が「いい時間」だったかを価値付けられるのは、物事の前後であって渦中ではない。
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・スペックを追い求めたり、情熱でカバーするやり方は避ける。一定の持続性があって社員が生き生きと働いているのが健康な会社。
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・社長に求められるのは、社長本人が元気で楽しそうで社員が飯を食えるように給料を支払うこと。「飯を食える」とは社員が自分の幸せをそれぞれ追求できる環境を作ること。また、社員一人ひとりが誰かに何かをしてあげるところまでを自分の幸せに含むこと。
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・いい事業はアイデアありきで始まる。「誰の」よりも「どんな場で生まれた」アイデアか?が大事。よいアイデアが生まれる環境を作ることが「働き方改革」。
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・プロジェクトを始めるにあたり、そのアイデアを本人が本当におもしろいと思ったのか、周りの人が本当におもしろがったのか?が問われる。
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・そのアイデアを自分がおもしろがれた要素を深く考えておく。「共感」だけではダメで、「意外な驚き」が必要。人の「心」が宿っているアイデアはなかなか真似されない。
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・これからの時代の面白さは、誰か一人がおもしろいと思ったものと何億人がおもしろいと思ったものが重なるところにある。今までの枠組みは窮屈になり、上場を考えるようになった。
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・株主がいることによって僕らは広い世界と向き合える。株主が増えた方が遠い旅に出られる。いいものを作るためにしっかり稼ごう。
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#糸井重里 #読書記録

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