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ビジ単【#2】ラストワンマイル~ここを制するもの、ビジネスを制す。~

ラストワンマイルとは?

「最後の1マイル」と、直訳するとこうなりますが、ビジネスの世界では別の意味があります。ラストワンマイルとは、お客さんが商品を受け取る際、その直前の物流ルートのことを指します。

たとえば、皆さんが宅配でピザを注文したとしましょう。ピザを受け取る前の物流ルートは、「ピザ屋から家までの道路」であり、これがラストワンマイルです。また、ラストワンマイルを移動しているのはバイク等の乗り物であり、時間は30分程度といったところでしょうか。

ラストワンマイルをうまく利用したサービス①【チケットぴあ】

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チケットぴあは、アーティストのコンサートやライブのチケットを販売している会社です。チケットぴあの魅力は、家の近所のコンビニでチケットを発行できるという点です。これは、ラストワンマイルを、ユーザーに身近でよく立ち入る「コンビニ」にすることで、利便性をあげています。
チケットぴあだけでなく、コンビニをラストワンマイルにしているサービスは多いですね。

ラストワンマイルをうまく利用したサービス②【Uber Eats】

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最近流行し、外出自粛の影響もあり、有名になったUber Eatsは、ラストワンマイルを移動することのみを事業化した画期的なサービスです。お店側は人件費を削減でき、お客側は自分で店に出向く手間が省け、Uber Eatsで働く人は、暇な時間や移動がてらにお小遣い稼ぎの感覚で働けます。ラストワンマイルを事業化するだけで、ここまで革新的なサービスとなったUber Eatsをぼくは本当に素晴らしいと思います。

ラストワンマイルをうまく利用したサービス③【東進ハイスクール】

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東進ハイスクールは、塾に行くというラストワンマイルを削ることによって自宅から楽にわかりやすい授業を受けられるサービスです。こうした、今までの当たり前がオンライン化されるという事業はもっと増えていくでしょう。

ラストワンマイルをどうするか

ラストワンマイルという概念がどれだけ重要かが伝わったでしょうか。①ではラストワンマイルを身近にする。②ではラストワンマイルを委託事業にする。③ではラストワンマイルをなくす。というラストワンマイルに関する工夫を凝らすことで成功した例でした。いまあるサービスも、ラストワンマイルをちょっと便利にするだけで、おもしろい事業になるかもしれません。

おわりに

本日もご拝読ありがとうございます。「ラストワンマイル」という考えを大事にするだけで、サービスがぐぐっと良くなるかもしれませんよ♬

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