トーキョーコーヒーって?
トーキョーコーヒーって
どこの喫茶店?
週末にカフェでモーニングを頂きながら
好きな本をじっくり読む。
そんな裕福な気分が好きな私は
数か月前「トーキョーコーヒー」なる
素晴らしいカフェに出会った。
と言っても、それは不登校をキーワードに集まる
「大人のフリースクール」的エネルギーの集まる場だった。
きっかけはテレビ番組。
ある朝、ぼ~っとチャンネルを合わせたら偶然出てきた
こころが釘付けになった・・・。
数か月たって、HP見たり、facebookで見たり
インスタで見たり、見たり、見たり、見たり・・・。笑。
「めっちゃ気になってるやん!!!」笑。
そうなると、私は止まらないタイプ。
どういうわけか現実は、自宅近くの施設で
創始者の「吉田田タカシ様」が降臨くださるということで
講演会に行ってみました。
シンプルな感想
「スバラシスギルデハナイカ」
こころがAIになった感じ。
不登校は子供の問題じゃない!大人の意識改革を!
ダダラジオというラジオ番組の放送のていで始まったダダさんの講演。
構成からして面白い!発想が柔軟。今の大人に必要なもの・・・。
子供時代の想い、田舎の閉鎖的社会から出たい
「ここじゃないどこかへ行きたい!」そんな思いで悶々としていた
学生時代の文化祭で「苦しさはちょっとずらせば楽しさに変えられる!」
ことを体験された。
「苦しさはちょっとずらせば楽しさに変えられる!」
名言である。
「創るを通じて生きるを学ぶ」
「人生の消費者ではなく、つくり手になること」
など、多くの名言が私の心に響きました。
人生を前に進めるのは、「知識」と「体験」が必要
「知識」はあくまでも「方向を操作するハンドル」
動力源は「体験」による非認知能力の開発と語るダダさん。
カレーの話を事例に出し
感覚で学ぶ、数字で測れない体験知の重要性を25年以上訴える
ダダさんの言葉は、確かに「生きている」感じがした。
「あなたは、ここに居ていいい!」そんな安心感を子供に伝えるだけ!
それだけ!
あとは、子供の人生。勝手に育つ。と言い切るダダさんの言葉には
説得力がある。納得した。
自分のままでいていい、安心感(自己肯定感)の上に自信ができ
その上に意欲という「主体性」が育つ。
そうすれば子供は自動的に勝手に才能を開花し伸びてゆく・・。
「自分のために生きていい!」
そう、子供の人生と親の人生は別物。
自他の区別、課題の分離をはっきりせよと。
子供が自分で動きだしたらもうゴール
親(大人)にできる事はそんなにたくさんありません。
「躾」や「教育」と称して、子供の成長の邪魔をしないこと
だって、親と言えど人生のサンプルは自分の人生、1つしか経験していないから!
子供の人生は別物・・・。どうなるか?なんて誰もわからない。
親というのは責任?仕事?しつけないと・・・。という脅迫観念に縛られて
世間体を気にして、良い親を演じようとする躾の事例を
砂場遊びのAさんBさん親子の会話事例からわかりやすく説明された。
ダダさんの発想に共通する部分に力の入りすぎない
「自然体の寄付」という概念が盛り込まれていることに気が付いた。
例えば、魔法の駄菓子屋「チロル堂」
一見、駄菓子屋と言えば、子供の立ち寄る場所かと思いきや
その裏には大人の居場所的な空間が配置されていて
大人の飲食の代金の一部が子供の飲食の代金の一部にまわるような設計。
知らない間に、寄付してしもうた、まさに「自然体の寄付行為」誘発システム。
大企業とのコンペティションで優勝されたのも確かにうなずけるアイデア。
また、叱る基準カードなる怪しげなカードも
「ずらして楽しむ精神」が盛り込まれている。
「早速、やってもた」
ドネーションを喜んでやってまいました。
1000円のカード喜んで買ってしまいました。
大人にかけてるお金じゃない「精神的報酬」
子供に渡してはいけない「施されて情けない」想い
不登校は命がけのアクション!!!
孤独病に侵された、大人の世界の心のアップデート
「対立をずらして、いかに楽しむか?」
そんなアイデアが開花する、
「トーキョーコーヒー」は
大人のフリースクールというにふさわしい場である。
不登校にお悩みのみなさん!
是非「トーキョーコーヒー」で
週末にモーニング食べてみて。笑。
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