良い子の「生詩」第70話 いい人やめる?

https://youtu.be/HH6Q0op0f5o

いい人をやめる7つの方法 緒方 俊雄 著より
いい人は「~しなければならない」に縛られている。

事例
1.始業の30分前には出社しなければならない
2.エレベーターは最後に降りなければならない
3.上司より早く帰ってはいけない
4.目立つ服装や化粧をしてはいけない
5.ゴミはきちんと分別しなければいけない
6.きちんと家計簿をつけて、支出を管理しなければならない
7.パジャマは毎日変えなければならない
8.夫が帰ってくるまで、起きて待っていなければならない
9.待ち合わせに遅刻してはいけない
10.いつも笑顔でいなければならない
11.年賀状は元日にはついていなければならない
12.結婚式のお祝い金はお友達と一緒でなければならない
その他、完璧にしないと気が済まない事
しなければいけないとわかっていても、なかなかする気にならないこと
他の人と比べて、し過ぎていること
そのことをしないと不安になることなどチェック→なぜ、不安なのか?自問自答。

上記のことを徐々にやめていく→100%じゃなくてもいいに置き換える、ゼロサムの
極端な考えでなく。

「ほどほど、ぼちぼち、ゆるく」で行く。
頑張らない、我慢しない。本来、競争しなくていいところや、効率化しないで急がないで
いいところまで、急がない。

それよりも、いかに「今」を味わうか?同時にするのは結局どちらもやってないのと一緒。
同時に感じることができる感情や感覚は1つ
1つのことに集中すると、雑念が取り払われる。ゆっくり味わって食べると消化に良い。

「あるがまま」とは、好き放題にすることではなく、自分の欠点も含めて
「あるがままの自分を受け入れる」事

同時に、現実の生きてゆくのに、ずるがしこさやしなやかさが必要。
社交辞令や方便

自分が完璧だと思っている人は、必ず相手が悪くないといけない。
すべての人に開かれた世界が「あるがまま」の世界観
ナンバーワンの世界は一人しかなれない。

人は本来が、利己的存在、裏表があっていい、聖人君主でなくていい
意識をきれいな世界にしようとすればするほど抑圧がかかり、無意識の世界は汚れていく
何のために生きているのか?役割か?アイデンティティーを名乗る必要がある
→そのことに夢中で、生きがいを感じていたらいい

他人に受け入れてもらうために「いい人」であろうとするより、本当のいい人は
自分を受け入れているから満足で余裕がある。
→そうすると関心はおのずと周りの人へ行く。

人生の目的に夢中になり、身をゆだねるとは
逆境や辛さに身を置く覚悟をし、すべてを運命として受け入れる
自分を後回しにしない。→心豊かな主体的、納得人生。

いい人事例職場編
1.上司から大変な仕事を頼まれても、嫌な顔もせずに引き受ける
2.担当者が不明瞭な仕事も率先して行う
3.いつもたくさんの仕事を抱えて忙しい
4.お客さんの要望にできるだけこたえようとする
5.部署にかかってきた電話も率先してとる
6.会議では、当り障りのない意見を言うか、上司の意見を支持する
7.決定事項には文句を言わず従う
8.仕事はなるべく、裏方に徹しようと思う
9.夜遅くまで残って仕事をし、休日出勤も嫌がらない
10.大きな出世より、大きな失敗のない会社人生を望む

家庭編
1.自分のことよりも常に夫や子供のことを考えている
2.子育ては甘やかし気味で、子供を叱るのが苦手
3.子供が高校生になっても、朝起こしている。
4.家事を完璧にこなそうとする
5.料理は一品ものではなく、品数が多い
6.スーパーの折り込みチラシをチェックして、常に安いものを買おうとする
7.いつも部屋が整理されている
8.こぎれいだが目立つ服装、化粧はしない
9.近所付き合いに気を使い、うわさ話に敏感
10.嫁姑の関係に気を使い、姑を立てようとする

※良妻賢母、聖人君主のイメージ

その他
1.育児書を読んで子育ての勉強をする
2.奥さんの具合が悪い時は、有給とって家事の合間に仕事してる
3.いつも奥さんの顔色窺っている
4.結婚記念日や誕生日に気を使い、プレゼントや食事にも気を遣う
5.待ち合わせに早めについて待っている
6.デートや行先の決定権を相手に譲る
7.いつも相手の機嫌を気にし、言い争いを避ける
8.男性は草食系が多く、女性は古風なタイプでどちらも奥手
9.LINEなどの連絡をこまめに行い、返信が来ないと気にする
10.合コンや旅行などの人数調整員
11.意見が合わないときは人に譲る
12.愚痴の聞き役だが、自分の愚痴は言わない
13.友達の前で、喜怒哀楽を出さない
14.お金を貸してくれと言われても断らない

※表面的な関係で、信頼関係がない。いい人ロボットのような感じ
八方美人で自己中な相手に振り回される。

なぜか?
人に嫌われるのが怖い。見棄てられ感覚におびえる。母子未分。
頑張る、我慢する、一人で抱え込む→断る勇気がない、臆病。
すべての問題を解決しようとし、人格者として周りの人から認められたい。

自分の考えや要望を押し殺して、他人の要望や考えに合わせようとする。
そうすることで、すべての人にとって「いい人」になる。
なので、いつも何か心の中が満たされず、余裕がない。
人生の喜びの一つは、してはいけないことをこっそりすること。
ルールは最低限にして、お互いを干渉せず、人生を楽しむ余裕が必要。
しがみつかない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?