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親への変化

僕は元々子供が嫌いでした。
子供って側から見てると、ギャーギャー五月蝿いし、我が我がしてるし、空気読めないし、平気で好き嫌い言うし。
集団の子供なんてまぁ嫌でしたね。
道塞いで邪魔くさいし、周りは見えなくなってるし。

そんな僕でも子供が産まれるといつの間にか子供が好きになっていました。
自分の子供は当然ながら、他人の子供も。
街中で赤ちゃんを見ると心の底から「可愛いなぁ」って思うし、自分の子供と同じくらいの子供が家族で歩いていたら、マスクの中で自然と笑みを浮かべてしまうくらい。
当然性的な目線で見てないですけど、ほぼロリコンみたいなもんですね。

この心の切り替わりっていつだったんだろう?

多分、とてもじわじわとゆっくりと変化していってるんじゃないかなと思います。
今も、子供成長に併せて。
現に未だに、陰毛生えてそうな歳の子供は好きじゃありません。
子供が大きくなるに連れて、自然とその近くの歳の子供を暖かい目で見れる様になるんだと思います。

こうして父親としての心を手に入れていくのかなと思いながらも、子供への愛情に関して全く敵わない存在がいます。

それは、母親(妻)です。

妻も元は子供が好き!ってタイプじゃありませんでしたし、自分の時間はそれなりに作る人でした。かと言って何かに依存することもなく、全てにおいて上手に距離を保てる人でした。

当たり前なんですけど、妻は僕より10ヶ月前から子供と共に生きています。
ピッタリ一緒になって。
飯食う時も、
寝る時も、
風呂も、
うんこも、
なんなら仕事も一緒にいます。
もっと言えば我が家は不妊治療で少し苦労してきているので、その分の愛情も上乗せされてるのかもしれません。

(不妊〜出産に関しては過去の記事「子供①」「子供②」をお読みいただければ嬉しこ。)

もう子供が産まれる時には母性が完成されている感じです。
子供が嫌いだったとか言ってる自分が恥ずかしくなっちゃいますね。

その「母性」のせいなのか、子供が産まれてからも殆ど自分だけの時間は作らずに、子供に付きっきりです。
僕が、
「1人で遊びたいなら言ってよ、俺が子供見てるよ。」
なんて言っても1人で出掛けることは無く、大抵子供と一緒に遊びに行きます。
まぁ周りの友達もママさんになってる人が多いってのもあると思いますけどね。

最近やっと自分の時間を作るようになってきましたが、僕から見たらまだまだ自分の全てを子供に捧げてる感じです。

全ての人がそうだとは思いませんが、
父親は子供と共に、母親は子供を授かりながら、一つ新しい感情を身につけ変化していくんだと思います。


最後に僕の尊敬する人の言葉で締めたいと思います。


ベストマザー賞は世界中の全てのお母さんです!!!🤱✨

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