推しと初めてお話しした日
わたしは根っからのヲタク気質です。
それはそれはもう、立派な。
※これ書いてみて思いましたがだいぶ長文です。ゆるゆる読んでください。
そんなわたしの推しに、サンリオのウィッシュミーメルちゃんが加わったのは2020/12/19。
ピューロランドで定期的に行っているメルちゃん主役の《Chance for you》というショーを初めて観たとき、それはそれはおいおい泣きました。
かわいいだけじゃなくて、ひきこもっていた時期を乗り越えて、今は仕事が生きがいになっているひたむきでまっすぐなところとか、このショーを観ただけですがとてもだいすきになりました。
ショーが終わった直後、連れて行ってくれた友達に「(今日から)推しです」と公言してからは早かった。
それから、ピューロランドに行く度に《Chance for you》のショーを観て「かわいいかわいい」と同行者に騒いだりTwitterに呟いたり、グッズを買ったりしました。
でも、一向にショー以外では会えなかったんです。メルちゃんのグリーティングがある日に、ピューロランドに行けなくて。ということは、お話ししたことはなかったのです。
そんなとき、有料のグリーティングの存在を知るのです。
まぁ、なんとかわいいコスチューム!しかもこの有料グリーティングでしか見れない!しかもしかも推しを1分独占!!
それはそれはヲタク特有の早さで申し込んだわけですね。そしたら幸運なことに当選できました。
当たったときには「やった~かわいいお衣装のメルちゃんに会える~」くらいのんきに構えていたのですよ。
それが、今日、当日になってみまして。
「泣くかもしれない」と、思うわけです。
ええそうです、予想するのが遅かったんです、予想というか泣く想定での段取りをまったく考えていなかったわけです。
チケット1枚につき、同行者1名まで付き添ってもえるということで、彼女にカメラ係をしてもらうことにしました。
「もうすぐ会える。泣くかもしれない」としか頭にないわたしに、彼女は「メルちゃんになんて伝えるの?」って聞いてくれました。
そうか、「かわいい」しか頭になかった、と改めて語彙力のなさを反省し、メルちゃんに伝えたい気持ちをまとめたら
『メルちゃんのおかげで、お仕事頑張れてます』
になった。「それ伝えたらいいね」って彼女も後押ししてくれて、ちゃんと伝えねばと思ったのです。
ついに順番が来た。わたしはもう、第一声から涙声だったらしい。
「メルちゃん、おはよう、初めまして」
わたしがお辞儀すると、メルちゃんも丁寧にお辞儀してくれた。
「メルちゃんがね、いてくれるからね、お仕事頑張れてます」
もうそこから本格的に泣いてしまって、メルちゃんはオロオロして、でもエアハグしてくれて。
もうちゃんと言葉も出てこなくて、自分のスマホのシャッターも押せてないような状態で。でもメルちゃんはアイドルだからちゃーんとかわいいポーズしてくれて、ブースにいるスタッフのお姉さんが「せっかくだから、たくさんお写真撮りましょ!」って声かけてくれて、我に返るというか。
かわいいポーズの合間に
「泣いてるー…」って泣いてるポーズもしてくれて、それもまたかわいくて。
最後になんて声をかけたかわかんないけど
「ありがとう、また来れるように頑張るね」って気持ちを込めたつもりでした。
グリーティングを終えた、前の順番の人たちはみんなにこにこして出てきていたのに、わたしだけ号泣しながら退出してて。いやー恥ずかしかったなぁ。
泣いてはいるけど、気持ちはとてもにこにこでした。伝えたい気持ちをちゃんと伝えられて、メルちゃんをたいそう困らせちゃったけど優しい推しに助けられて。メルちゃんが、とてもふわふわしてて、かわいくて、優しくて、最強なのが体感できて本当に幸せでした。
すきになったのはまだ数ヶ月だけど、わたしの生きる糧になってくれて、本当にありがとう。どんなに感謝しても、しきれないです。
これからも、だいすきです!!!