キルギス4日目
この日は久しぶりに午前中から活動(笑)
明日からウズベキスタンに行こうと思っていたので、ウズベキスタン行きのバスチケットを買いにバスターミナルへ。
チケットカウンターでメチャクチャ横入りされたこと以外はスムーズにチケット購入完了。プラットフォルムの番号も確認(笑)
気になったのは、この夜行バスはキルギス→カザフスタン→ウズベキスタンと二回の出入国があって、距離もまぁまぁあるので12〜13時間くらいかかると旅人のブログに書かれてました。
バスの出発時間が「13時、15時、19時の3つあるけど、どれにする?」と聞かれ、「13時から13時間かかっても夜中の2時着、15時から13時間で4時着…その時間に着いてもなにもできないなぁ〜」と考える。
#もちろん19時のバスを選びました
その後は、ビシュケク駅を見にいきました。
やっぱりウランバートルの駅となんとなく似ていて、ソ連時代に作られたんだろうなぁ〜と。
駅自体はメチャクチャ小さい。
入ってすぐチケットカウンターがあって、あとは待合室が2つあるだけ。
#当時の独特なカラーリングってあるよね
駅を後にして、美味しそうなパン屋さんがあったので、パンとクッキーを買って宿に帰っていました。
すると隣で歩いていたおばあちゃんがNOKIA(通話専用電話)を道に落としてしまい、バッテリーパックが外れてしまいました。
僕の方に近づいてきて「これ、どうすればいい?」と。
バッテリーパックをつけてあげると今度は「電源がつかないよ」と。
電源ボタンを長押ししてあげると、今度は初期設定の画面に。
日付と時間を設定してあげて「これで満足かな」と思ったら、「今度は電話したいんだけど、繋がってる?」と。
※おばあちゃんはロシア語なので会話は想像です
NOKIAに電話をかけてあげると繋がったことがわかって安心したのか、満足気なお顔。
同じ方向に歩いていたので、色々と話しかけてきて「お前は何人やねん」「日本やで」「そうか、私はキルギス人やで〜」と話した後、ロシア語の長文が降ってきました(笑)
流石にわからないので、翻訳アプリ起動。
「もう一つ見てもらいたい機械があるのですが、家に来てくれませんか?」とのこと。
「これは、家に連れ込まれて何かあるのか…純粋なお願いなのか…」と考えましたが付いていくことに。
部屋はワンルームで収納家具が一切無いので、散らかっている状態。
「あぁ、こっちの人はこういう生活してる人が多いのかなぁ」と思いつつ、おばあちゃんがスマホを渡して来ました。
「なるほど、これを使いたいのかなぁ」ということでNOKIAのSIMを入れ替え。
何故か、通信が繋がらず、何度か入れ替えてみるも繋がらない。
そうしているうちに、おばあちゃんが「これはイスラエルのSIMやで」と新しいSIMを出してくる。
が、イスラエルのSIMはつながるわけもなく、試行錯誤していると「これ、SIMの挿し方逆やん!」と気づく(笑)
どうやらSIM自体の接触も悪いみたいだが、なんとか繋がっておばあちゃんに報告。
僕が格闘している間、おばあちゃんはバラの花束を一本一本にして梱包していました。
#内職かな ?
おばあちゃんはメチャクチャ感激して、たぶんイスラム教関係の言葉?で「あなたは聡明でなんとかで…」と話していました。
「Google翻訳があれば人助けできるんだなぁ」と思いつつ、おばあちゃんが「ご飯食べさせてあげようか?」と言ってくれましたが、明日バスでお腹痛くなるのは嫌なので、丁寧にお断りしました。
#おばあちゃんごめんよ
最後に
「この番号に電話してね、いつでも助けるで!」
「ありがとう!」
と言って別れました。
おばあちゃんはどんな気持ちで家に招きいれたのかわからないけど、なんとなくいい経験になった気がしました。
良いことをしたので、これで旅中の悪いことが一つ減ったと思っておきます(笑)
※モンゴルでも売ってるむき出しのアイスがキルギスにも売ってた(笑)
では今日はこの辺で!
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