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「ランチェスター戦略」と習慣化

「習慣💛自動化コンサル」のたんぽぽ屋台です。

最近読んだ本『地域で仕事・まつづくり試論(ときがわカンパニー物語)』(風間崇志・関根雅泰 共著)で「ランチェスター戦略」を知りました。

ランチェスター戦略とは、元々イギリスの航空工学の研究者F.W.ランチェスターが第一次大戦の際に提唱した戦争理論です。

ランチェスターは伝統的な戦闘方式と近代的な戦闘方式では戦闘力の求め方が異なると提唱しました。

この分析が、「経営」にも応用できると考えられており、地域での仕事にはこの戦略が大事だというのです。

「ランチェスター戦略」は弱者の戦略です。

小さくてもいいから日本一を目指す。地域を限定して一点突破。一点集中戦略。卓越性(エクセレント)の追求。差別化戦略。一人ひとりの能力向上。

地域ビジネスにおいて生き残るには、このような戦略が有効だというのです。

「習慣化」においても、この「ランチェスター戦略」が当てはまるのではないだろうかと考えてみました。

「地域を限定しての一点突破」は、私の著書『習慣は自動操縦で身につける』の中では、「小さく始める」「トリガーを決める」ということに置き換えることができます。

「卓越性(エクセレント)の追求」は少し難しいのですが、他の人や会社より優れていることを追求するという意味ではなく、違う角度から考えてみたいと思います。

つまり、「自分自身(自我)を超えることを追求する」と考えてみてはどうでしょうか?

『習慣は自動操縦で身につける』の前半の部分は、私が読んだ習慣本20冊のエッセンスを要約した内容です。

後半の7つのヒントは、多くの習慣本には書かれていない、オリジナルな内容です。

キーワードは「リトル本田」を作ること=自分の中に「もう一人の小さな自分」を作ることのヒントなのです。

それは「自分自身(自我)を超える」ための簡単でユニークなヒントと言い換えることもできます。

因みに、後半の7つのヒントの目次は以下のようなものです。一般の習慣本に飽き足らない人は、是非読んでみて下さい。

≪「習慣自動化」への7 つのヒント≫

ヒント1 脳にナビをインストールする
☑ 強烈なイメージの力
「言葉」が「心」を変え「習慣」を変える
ヒント2 ナビに目的地を入力する
☑ 自分の目的地を紙に書きだす
☑ 「終わりを思い描くことから始める」
☑ 義父と上司の死
ヒント3 「B A S E タスク」で「自動操縦」のスイッチを入れる
☑ トリガーは「B A S E タスク」で
☑ キッチンの片づけは「自動操縦」の最高のスイッチ
ヒント4 コピーロボットに自動操縦をまかせる
☑ 「ベビータスク」はアウトプット中心に
☑ 「自動運転」はナビゲーターにおまかせする
ヒント5 自分自身の報酬系回路を作り出す
☑ 一歩一歩進んでいる感覚をご褒美とする
☑ わくわく感を大事にする
ヒント6 なりたい自分を演ずる
☑ 「なりたい自分の肩書をつくる」
◆ 自称コンサルは誰でもできる
◆ フェイクは真実になる
☑ 「その肩書を実際に名乗る」
◆ 目に見える場所に貼りだす
☑ 肩書を名刺にする
◆ 肩書の入った名刺を渡す
☑ その肩書でアウトプットを行う
ヒント7 もう一人の小さな自分と対話する
☑ 「リトル本田」をつくる


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