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私の高校留学 #5 UWC受験

日がどんどん短くなってきました。朝は幻想的な風景が見られるので嬉しい反面、朝起きるのが辛くなってきました…

気を取り直して、

今回はUWC受験について書いていこうと思います!

とは言っても秘密保持の規約に同意していますので、試験や面接の内容についてはお伝えできませんが、自分がどのようにして対策したか、書いていきたいと思います✨この記事を書くべきかは迷っていたのですが、自分が受験生だった時の立場を考えると、あったら嬉しいなと思ったので執筆しています

※今でも自分がなぜ受かったのかはわかっていないので、そんな人もいるのか程度で軽く読んでいただけると嬉しいです。また、2023年度の試験について全容は把握していませんので、私が応募したときの情報であることをご了承ください。

一次試験

国語はほとんど対策しませんでした。学校の授業を受けること以外には、現代単語の参考書をパラパラ見て少し覚えたり、漢検2級の参考書で勉強したりしました。数年前に漢検2級はとっていたのですが、参考書をもう一度解き直し、全て書けるようにしました。ただ、この学習方法が正しかったのかはいまだにわかっていません。

数学は範囲を一通り学習し終えていましたので、ひたすら演習する形で復習をしていました。私は参考書とFocus Goldを使用していましたが、青チャートや学校の配布参考書を使っていたという同期もいます。どのような参考書であれ、基本を押さえて実践的な問題に対応できるようにすると良いのかなと感じました。Focus Goldでは例題を全てスラスラと解けるようにしました。間違えた問題はコピーしてノートに貼り、通学中や授業が自習になった時などに何度も解き直すようにしました。

一次試験が終わった時は緊張と不安でいてもたってもいなくなり、神社に参拝しにいきました笑

わからない問題があったとしても、気にしないで解ける問題をしっかり正解できるようにする、という気持ちで臨むと心が少しは楽になると思います。あまり深く考えすぎずに!!

私も一次試験前は本当に緊張していましたが、この一次試験前の勉強が自信につながると思います。私は結果はどうであれ、「やり切った」と思えるような受験にしようと決めていたので全力で取り組みました。

受験生によって苦手分野や勉強との向き合い方には違いがあると思いますので、「こんなにやらないといけないのかな」「こんな少しの勉強でいいの!?」と真に受けず、現在の状況と目標を比較して頑張ってほしいなーと思っています!UWCで待っています!!!

〜余談1〜

一次試験で緊張しないように定期試験の際に一次試験を受けていると錯覚させながら解いたり、一次試験に来ていく予定の服そのままを着ていったりしていました。意味あったのかな〜笑

二次試験

二次試験は一次試験と違った緊張がありました。そして、寒い日だったので手足が悴んで大変でした。私は寒がりなのと緊張すると手足が冷たくなったり、お腹が痛くなったりと寒いことに対して弱いので、防寒対策をしっかりしました。それでも、寒かったです…また、本番の日をイメージして主に体調管理をしっかりするようにしました。睡眠時間はしっかり8~9時間確保して(寝ないとすぐに体調を崩してしまうので)、しっかり食べる、休憩の時は好きなおやつを食べる、好きなことをするなどメンタル面を大事にしていました。これは他の受験生の方にもお勧めしたいです!自分を追い詰めすぎずに平常を保つことが大事だと個人的に思っています

二次試験に向けては、日本語面接と英語面接ともにこの質問にはこう答えたいというリストを作っていました。首尾一貫した答えができるように気をつけていました。また、時事問題が聞かれるのかなと思ったので、ニュースを欠かさず見るようにしていました。もともと毎日ニュースは見ていたのですが、より集中してみるようにしたり、新聞を読んだりしていました。面接に限らず、UWCに来てからもニュースの大切さを実感しているので、日頃から注目すると良いのではないかと思います。

特に日本語面接は両親に見てもらいました。実際に家の中でZoomを繋げて、照明や顔の位置も調整するようにしました。また、自分でZoomを画面録画して聞き取りやすさや声のトーン、顔の表情にも気を配るようにしました。面接に苦手意識があったので、ひたすら練習を繰り返しました。自分が行きたいという気持ちを熱く伝えるだけでなく、日本協会に「この子を行かせてあげたい」と思ってもらえるように意識していました。両親に協力してもらったことはとても大きいと思っています。

英語面接はオンライン英会話の先生に見てもらうようにしました。日本語面接よりも気にすることなく楽しもうと決めていたので、おしゃべりを練習している感じでした。そのおかげで自然体で面接を楽しむことができました。

ディスカッションは日々の授業のディスカッションで練習していました。また、ディベート甲子園に参加して、自分の意見を言うことに慣れるようにしていました。もとも面白そうだったので参加しましたが、糧になったと思っています。

友人にはUWC受験のことをあまり言っていなかったのですが、仲の良い友達にバレてしまいました笑 なんとその子はとても良い子で「ディスカッション私でよければ手伝うよー」と言ってくれたのです!それからは学校からの帰り道に「このテーマについてどう思う?」と話しあっていました。何度練習に付き合ってもらったか…本当にありがとう!!!!

テーマになりそうなものを時事問題から予想したり、王道なものを集めたりしてノートに書いていました。メリットやデメリットを書いて、解決策を自分なりに考えてまとめていました。直前は学校の休み時間に作業していたのでクラスメイトに「何それー」「捕鯨??捕鯨??」とよく聞かれていました笑 

あまり気負いすぎず、二次試験本番前は「楽しむぞ!」という気持ちで臨むと個人的にはよかったです。

〜余談2〜

二次試験の次の日の記憶はないのですが、その次の次の日に前々から友達と遊びに行くのを予定していたのでとても気が楽でした。しかし、ロケーションがロケーションで、、ムーミンバレーパークに行ったんですね。宮沢湖を見て北欧の実際の景色を想像し、UWCのことを思い、泣きかけました。この時も友達のおかげで救われました。ありがとう!!!!

その他の書類

個人的な書類は両親や先生に添削してもらいました。また、行き詰まった時は人格診断をやってみたり、マインドマップを書いてみたり自己分析を徹底するようにしていました。それでも、ああ無理ってなる時が来るんですね。その時は、学校で「私ってどんな性格かな?長所とか短所ってある?」とクラスメイトに聞いていました。今思えば大丈夫?って感じですよね。でも、普段そんな事聞かないので、新鮮で面白かったです。そうすると、クラスメイトも「私は?」「僕は?」と聞いてくれて、本当にあたたかくていいクラスでした。みんなありがとう泣 今まで一度もホームシックになったことがなかったのですが、今すごく前の学校が懐かしいです!本当に大好きだったので!!

その他

何かを犠牲にしたくなかったので、受験中も他の課外活動に取り組むようにしていました。また、学校は全力で楽しむようにしていました!!そして、今思えば自分でも熱意にびっくりなのですが、絶対にUWCに行きたかったので来年はこの学校にいないかもしれないんだと常に意識していました。だからこそ、文化祭もスポーツ大会も学校行事も悔いのないように楽しんでいました。時間を大切にして友達とも学校でたくさん遊ぶようにしていました!

また、結果に関わらず、自分のできることを全力でやろうと思っていたのが自信につながった気がしています。試験は大事ですが、メンタルや体調に気をつける事をお勧めしたいです!!

今書いていて、改めて受験までの長い道のりを振り返って、頑張らなきゃと改めて強く思っています!

長くなりましたが、何かのお役に立てると嬉しいです!!

ではまた〜

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