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日本の小学校に比べてマレーシア華人学校はなぜイジメが少ないのか?

今日はマレーシアで2年間子育てをしてきた私が、イジメ問題について1つの新説を見つけたので短く紹介します。

よく旦那さんに「マレーシア華人小学校ではイジメがほとんどない!なぜ日本の小学校はそんなにイジメが多いのか?」と質問のようなマレーシア自慢をされる。そこで、私は「ええーっと日本はムラ社会で同調圧力があー」などと生ぬるい返事をして自信をなくしていたのだが、今日大きな事実に気がついた。

「マレーシアの小学校には友達をイジメる時間がそもそもない!」

説明しよう!!
マレーシア小学校は始業時間7時。

その後、5時間ほど学課があるが、授業と授業の間に日本のような5分休憩、10分休憩は挟まない。教科ごと担当の先生が違うから先生の交代時間が休み時間と言えばそうだけど、明示されてはいない。三時間の授業後、スナックタイム(軽いご飯を食べる時間)は20分はあるが、ご飯を食べてその後遊ぶとしても、残り自由時間10分も無いだろう。

そして更に、放課後もない!!

 なぜなら安全の為に家族、もしくは各家が契約している個人塾の先生が生徒を学校に迎えに来るからだ(終業時間前に親達は校門の前で待機するので、子供は校内でダラダラなどできない)。
だから、子供達だけの時間、大人が管理しない時間が日本と比べて、極端に少ない。これじゃあ、イジメたくてもイジメる時間もタイミングも無いのである。

結論「手っ取り早くイジメを無くしたければ、子供達に自由な時間を与えなければいい」

 暇があれば人間、不倫に走ったり、ギャンブルしたりと悪さもする。けど人間として暇な時間、自由な時間にしか、クリエイティビティも生まれないと思う。難儀な話しである。ちなみに、マレーシアも小学校以降になると少しは自由になる時間があると思う、多分ね。わが子まだ未体験ゾーンなので希望的な気持ちも込めてそうであってほしい!

以上、マレーシアの田舎町、華人コミュニティからお送りしました!

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