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変わる私、変わらぬ私

10年ぶりにnoteを書いている。
10年って笑
関係性の薄い人にはそうは見られないが、私の時間軸はそんな感じ。
あの頃考えていたことは今はもっと切実になった。
唯一noteに記されていた集団的自衛権を始めとする安全保障についてもそうだし、難民受け入れについてや諸々差別問題、安楽死や代理母出産、人工妊娠中絶についてもそう。
あの頃も今も、答えのでない大問題は、当事者であってもなくても、それが見えている人、見ようとする人にだけ大きく重たく切実に横たわり続けている。

あの頃からすると、私は少しだけ言葉が増えた。
確実に歳を重ねた。声が太くなった。シミは増え大きく濃くなった。
体重は右肩上がりだし図々しくもなった。
増えたり大きくなったり太くなったりすることばかりだった。
唯一、自分に忠実に生きているってところだけは変わらない。

私は昔から自分の奥の奥に芽吹くモヤつきやザラつきにとても敏感だと思う。
ほんのわずかにでも感情が動いた時、私はそれを見過ごすことができない。
無かったことにもできない。わきまえられない。空気も読もうとしない。
一応空気は読めている。からの読まない。
だから、ちょっと抵抗が強めでダメージがデカい。

そんな私でも流行りの言葉でいうところの「スン」状態になることは、ある。

でも、なんか、
すごい勢いで歴史が動いているような時代の変化を感じる。
絶望が希望になりつつあるような気さえしてくる。

といいつつ、
どこかで『虎に翼』が終わったらこのムーブも終わると冷静に思う。
そんなに簡単じゃない。進む力よりも戻る力の方が圧倒的に強いのだ。

「言葉」にすることを躊躇った出来事も綴れたらいいなと思う。


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