Shiho Yasumoto / 安本志帆

「私失敗しますので」/ 群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、センシティブさとたたき上げ…

Shiho Yasumoto / 安本志帆

「私失敗しますので」/ 群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、センシティブさとたたき上げの哲学的態度だけが私の武器だ。 元幼稚園教諭、安本志帆。またの名を、哲学プラクティショナーX。

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心地よい音楽と問いの狭間で揺さぶられた『悪は存在しない』

『悪は存在しない』を観た。 映画の情報も見ず、タイトルだけでジャケ買い的に観た。 結果、ここ10年で私が鑑賞した映画の中で最も私におちてきた。 この映画、言葉が少ない。 なのに、ずどんと。ずしんと。相当心地悪くおちてきた。 血がだらだら痛すぎた。 清澄白河の映画館「Stranger」は、UDCastを備え、障害や言語の壁を超えて映画を楽しむことのできる場所だった。オシャレなカフェも併設されており、その洗練された雰囲気の中で過ごす時間は、私にとって心地よいものであった。 に

    • 怒りの醸造と戦いの日々:その実態

      小さなモヤっとさんが生まれたので当事者研究をしてみました。 ちなみに私のことをあまり知らない人に自己病名紹介をしておくと… 私の自己病名は、「怒り醸造型 戦国武将タイプ やりすぎ症候群」です。 「怒り」という感情を何年も醸造し(腐敗でなく醸造なのがミソ)、人間にとって有益な状態に変化させ、その栄養素をエネルギーに、戦国武将ばりに戦ってしまう。常に命を賭けている。文字通り「やりすぎ」。 そして結果的に常に瀕死状態なのです。 今日のモヤっとさんの種類は、他者との関係性における

      • 変わる私、変わらぬ私

        10年ぶりにnoteを書いている。 10年って笑 関係性の薄い人にはそうは見られないが、私の時間軸はそんな感じ。 あの頃考えていたことは今はもっと切実になった。 唯一noteに記されていた集団的自衛権を始めとする安全保障についてもそうだし、難民受け入れについてや諸々差別問題、安楽死や代理母出産、人工妊娠中絶についてもそう。 あの頃も今も、答えのでない大問題は、当事者であってもなくても、それが見えている人、見ようとする人にだけ大きく重たく切実に横たわり続けている。 あの頃から

        • 子供と一緒にお勉強タイム。 私は集団的自衛権。

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        • 言葉にすることをためらう出来事
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