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#6 遠距離恋愛の小休止

日本へ帰国後は
久しぶりに会える家族や友人との再会を思い切り楽しんだ。

日本を離れ、
海外生活中に感じた
本当に自分が興味のあること・やりたいこと
も可能な限り実行していた。

忙しくしていれば
彼氏に会えない寂しさも徐々にまぎれるていくと思っていた。





...全くそんなことはなかった。




むしろ
テレビ電話をする度に
会いたいという気持ちが強くなる一方で
寂しさが増していくじゃないか。


それは彼氏も同じだった様。



ある日のテレビ電話で
プロポーズ(仮)をされた。

(仮)というのは
直接会った時に正式にしたいと
彼氏に言われたからだ。

実を言うと
日本へ帰国前にもプロポーズの様なもの(?)
をされていたが私は、

”ね、結婚したいねー”

と答えていた。

結婚したい気持ちはあったが
国際結婚
海外移住
などなど
考えなければならないことが多すぎて
即答することが出来なかった。


しかし電話で言われたときは

”お願いします”

と即答していた。


離れてみて
どれだけ彼の事を好きなのかを
痛感させられ、
覚悟が決まった。

そうと決まれば行動が早い私。

本当は数か月後に彼が日本へ遊びに来る
というのが次の再会日だったが、
今すぐ会いたい。


そうか、
私が会いに行けば良いんだ。



航空券の予約をしていた。


彼の住む街へは
2年後に帰るという計画を立てていたが、
遠距離恋愛の寂しさに耐えかねて、
たったの3か月で小休止となった。






嫁子



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