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③恋愛経験なしのオタク30歳↑の「婚活最強の武器の若さは上手く使え」

どうも!

『サブカル婚活先生』タンクガールです。
結婚相談所業界最大手のIBJ加盟店を運営する本職の婚活アドバイザーで、特にオタク(サブカル好き)の婚活のお手伝いを得意としてます。
私自身もデブ、ダサい、オタク、対異性コミュ障の四重苦を抱えていましたが、必死の努力で乗り越え、無事に婚活を成功させることができました。
その時得た経験とノウハウを生かし、同じような悩みを抱えるサブカル好き婚活者と、同じ目線に立ったサポートで着実な成果を挙げています。

「恋愛弱者(恋愛経験なし)のオタク30歳↑が、どのように婚活をすれば成功に至れるのか」をメインテーマに、しばらくアドバイスをしていきたいと思います。
今回で3回目となるので、もし初めての方は前回や前々回の記事からお読みいただけるとより内容が理解し易くなるはず。

前回は婚活における戦闘力(婚活市場価値)を構成する代表的なパラメータ

  • 見た目(先天的な容姿だけでなく清潔感やトレンド感など)

  • 年齢(若さ)

  • コミュ力

  • 経済力(職業)

  • 居住地(相手居住地との距離)

から婚活に与える影響が大きい割に、ブーストし易い「見た目」についてお話ししました。
今回は、年齢(若さ)にスポットライトを当て、「意外にシビアな相手との年齢差」というテーマでお話をしていきます。

年齢(若さ)は婚活最強の武器だが…

婚活における個人の戦闘力(婚活市場価値)は、一般的なRPGがSTR(筋力)、VIT(体力)、DEX(器用さ)、AGI(素早さ)、INT(知力)、MND(精神力)などのパラメータでキャラクターの強さを示すように、前述の容姿、経済力などのパラメータで構成されています。

その中でも、年齢(若さ)は最強の武器であるといっても過言ではありません。
しかも、このパラメータだけは、親から受け継いだ素質や生まれ育った環境など、個人差の影響を全く受けないのが特徴です。
前回解説した容姿であれば服装や髪型で大きくカバーできるものの、生来の顔つきやスタイルの影響が少なからずあります。他の項目にしても、多かれ少なかれ、先天的、後天的要素で個人差が必ず出ます。
人生は生まれた瞬間から不平等ですが、年齢(若さ)だけは唯一平等と言っても良い要素です。

しかし、平等である分、若さは失ったら二度帰ってきません
全員に与えられる最強の武器と説明しましたが、上手く使えないといざという時に役に立たない可能性があります。
これだけは絶対に忘れないでください。

婚活とは若さのマネージメント

私は常日頃から「婚活は若さを上手くマネージメントするかどうかで難易度がかなり変わる」という話をしています。
更に「誰しもが今この瞬間が一番若いということを意識してください」と付け加えることがあります。
婚活が若ければ若いほど有利というイメージは誰しもが持っていると思います。
実際これは正しいですが、女性に限った話だと思われがち。
しかし、そうではありません。
男性も若さを生かした婚活を心がけることが大切です。

その証拠である一例を紹介しましょう。
以下は結婚相談所業界最大手のIBJ(日本結婚相談所連盟)のサービスを利用して成婚した人のデータをまとめた「成婚白書2021」の抜粋です。

男女の各年齢別の成婚率がまとめられていますが、100%を平均値として、それを上回れば成婚し易い、下回れば成婚しづらいということだけが理解して頂ければ大丈夫。
140%であれば平均より40%成婚しやすい、60%なら平均よりより40%成婚しづらいということです。

このデータを参照すると、男性の成婚率は20代後半から30代前半にかけてがピークで40代前半で平均、40代後半で平均を割り込み以降は下がり続けます。
男性の25歳以下の成婚率が低いのは例外で単純に登録する人が少なく、またキャリア形成を始めたばかりなので年収面でライバルとなる20代後半以上男性に見劣りして当たり負けするなどの理由が考えられます

女性はより顕著で20代前半をピークに緩やかに下降を続け、30代後半で平均値、40歳前半で平均を割り込み、以降は下降の一途です。

婚活は若さのマネージメントが大事という根拠がこのデータにも表れていると言えるでしょう。

「男性はいくつになっても大丈夫」は嘘


しかし、「男性はいくつになっても大丈夫」なんて言葉が世の中に流布されています。
そして、それを盲信する男性は少なくありません。
私が運営する結婚相談所に、恋愛経験なしオタク30歳↑という条件の人が入会した場合、その人がアラフォー付近であれば一回り年下の女性に、なんの躊躇いもなくお見合いを申しこむことは日常茶飯事です。
しかし、当然お見合いが決まることは稀です(小数点以下の確率)
お見合いが決まりづらいということは、成婚する確率は天文学的な数字になるでしょう…

では、実際婚活をしている人が何歳差でいくつくらいの人と結婚しているもだろうと気になる人がいると思います。
以下の表は先ほどと同じくIBJ(日本結婚相談所連盟)の「成婚白書2021」からの抜粋。

まずは男性の成婚者のデータから婚活のボリュームゾーンである20代から40代前半が成婚した相手の年齢と、その年齢差を見ていきましょう。

それぞれ成婚者全体の平均値、中央値、最頻値で分けられています。
20代前半の男性であれば平均0・8歳年上の女性と成婚しており、20代後半では0・1歳とほぼ同い年の女性、30代前半で1・8歳年下の女性、30代後半で3・3歳年下、40代で4・7歳年下…
男性は歳をとれば取るほど、成婚した女性との年齢差が広がっていることに気づくと思います。
割愛しましたが40代後半からさらに顕著な傾向になっています。
しかし、これは若い人と結婚できるのではなく、成婚できる確率が下がり続けていることからも分かるように、相手の「老い」を許容できなくなる男性が増えることを示します。
要するに年齢を重ねた男性ほど同年代の女性を避け、「若い女性がいい(できれば綺麗なら最高!!)」と思ってしまうということです。

分かりやすい例を挙げると、アラサー同士のカップルよりもアラフォー同士のカップルは年齢差が同じなのに、アラサーよりもアラフォーのカップルのが少ないということなどその最たるものです。
少し賢そうな表現をするなら、男性は女性の年齢を絶対値で捉える傾向にあると言えるでしょう。
婚活=我が子が絶対にほしい!と考えがちな男性の本能に基づく欲求を「男性は幾つになっても大丈夫」という根拠のない風説で理論武装し、かなり年下の女性ばかりにアプローチするのは非常に危険なことがわかって頂けると思います。

そもそも論ですが、恋愛弱者(恋愛経験なし)のオタク30歳↑男性が、ジェネレーションギャップをものともしない気の利いたコミュニケーションを取りつつ、かなり年下の女性を上手く口説くのは非常に困難なミッションであることは想像に難くないでしょう。

女性は同年代の男性を求める傾向

では、今度は先ほどと同じデータの女性編です

男性と同じく各年代の女性が成婚した男性との年齢差を平均値、中央値、最頻値で分類されています
20台前半女性は平均で8歳差上の男性と結婚していますが、そこから上は4・1歳、3・4歳、4歳といった具合に、40台後半以降になっても、この幅を維持しているため、男性と逆で年を重ねても結婚相手との年齢差が広がらないことが特徴です。
これが「男性はいくつになっても大丈夫」を否定する根拠にもなっています。

確かに女性は、若さと容姿に大きなウェイトを置く男性と比べると、容姿、経済力、学歴、居住地など総合力で判断する傾向にありますが、相手の年齢(若さ)には男性と同様に大きなウェイトを置いています

男性が女性の年齢(若さ)を絶対値で捉える傾向(何歳の男性でもアラサー以下の女性が理想と考える)にあるとすれば、女性は男性の年齢(若さ)を相対値で捉える傾向(自分の現在の年齢よりも3~4歳までの同年代にこだわる)にあると考えて間違いないでしょう。

もちろん、女性は男性以上に、総合力で判断する傾向にあるので、年齢をものともしない優れた容姿やコミュ力があったり、経済力があるなどの条件があれば覆せる可能性は否定しません。
しかし、世の男性が思っている以上に、「年の差婚」は遠き理想であることを認識すべきです。
同年代からも引く手数多の若い女性であればあるほど「歳の離れたおじさん」からのお誘いに応じる可能性は低いからです
例外的の20代前半女性が歳の離れた男性と結婚していますが、これは相手男性がまだアラサーで「若い」からに他なりません。
芸能人や有名企業の社長は類まれなパーソナリティーを持っているので、年の差婚で報道をにぎわせますが、特別な存在は模倣の対象になり得ません。

ただし、先ほど男性のところでお話をしましたが、男性が年を取ればとるほど、若い女性を求めるようになるのとは裏腹に女性は同年代の男性にこだる傾向があるので、男女のニーズが合致しづらくなります。

男性は「同年代なんてオバさんじゃん。それなら若い子いくし」
女性は「年の離れたおじさんなんて嫌。同年代がいい」

となるわけです。

これが年を重ねるほど、結婚しづらくなる大きな原因でもあります。

心と肉体の老いるペースには大きなズレがある

婚活あるあるなんですが「周りの人からは、よく若いってよく言われます」と自称している人と実際お会いすると、ほとんどの場合が「年相応」です。

どれだけ服装や髪型など、コントロールできる範囲の見た目に気を使っていても30歳を超えた頃を契機に、肉体の老いは表面化します。
特に肌はどれだけケアをしていても、ハリやみずみずしさが失われ、シワも増えるため、カバーするのは至難の業。
想像以上に、老いに対する異性の感覚は敏感です。

一方、心の老いは肉体の老いと比べると緩やかです。アラサーの頃の感覚とアラフォーの頃の感覚に、それほど大きな違いを感じていない人も多いはず。
「自分はまだまだイケるはず」と思い込んでしまうのは、心と肉体の老いにズレが生じるからに他なりません。
自分の老いを正確に認識することが困難な理由は、まさにこれです。

また、仮に見た目がどれだけ若くても婚活の場合は、人生設計がつきもの。
いくつまで働けるか(生きられるか)や、出産に適した年齢であるかというそれぞれが思い描く自分にふさわしいパートナー候補であるかを問われることを絶対に忘れてはなりません。

自分の年齢に合った婚活をすればいい

これまで婚活における年齢(若さ)がいかに大切かをお話してきました。
きっと「自分はもう若くないので結婚するってことは無理…」と思ったかもしれません。
いいえ、そんなことはありません。
いくつになっても結婚は出来ます。
誰しもが今日この瞬間が一番若いということを自覚してください。
だからこそ、自分の年齢(若さ)のマネージメントが大切なのです。

具体的には、自分のニーズではなく、異性のニーズを優先した婚活をすることです。
先ほどのデータを基にすると…
男性は、できるだけ同年代の女性をターゲットにする。
女性は、少し年の離れた男性も視野に入れる。

こうするだけで一気に婚活し易くなるはず。
婚活は自分の年齢(若さ)に合ったやり方をすることも秘訣と言えます。

自分の現実に目を向けて

身近にいるアラサーの既婚者の中には、学生時代の同級生や先輩後輩が結婚相手という人も少なくないはず。
つまり、同い年から2、3歳差くらいまでに収まる相手と結婚することが最も自然と言い換えられます。
これはここまで説明してきた話ともぴったり合致するはず。
「若い人と結婚したければ、自分も若い時に結婚をすべき」という結論は至ってシンプルです。

それなりに恋愛経験を積んでいる既婚者が理にかなった行動をしているのに、恋愛弱者を自認する恋愛経験のない男性たちが、これに反して若い女性と結婚したいというニーズを押し通そうとするのが無理があります。
女性も同様で、30代後半以上の年齢になるまで結婚できなかった場合は、同年代以上の男性を許容する姿勢が求められるのは前述の通りです。

自分の思い通りにいかず、我慢を強いられることにストレスを感じるかもしれません。

しかし、今一度言いますが、若さは全ての人に平等に与えられます。
自分に若い期間があったのですから、自分よりも若い人を羨むなんてナンセンスなお話です。
それに今の自分も、更に年上の人からは「若い」と認識されるので、それを生かした婚活をすればいいだけ。
今の自分に合った婚活をしっかりと考え、最強の武器である年齢(若さ)を上手く使っていきましょうね!

最後までありがとうございました。

もし…もし少しでもためになったと思われる方はスキもお願いします。
めちゃくちゃ励みになります。
また次回お会いしましょう

しーゆー。


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