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非モテオタク(現結婚相談所アドバイザー)が結婚するまでの道のり①

『サブカル婚活先生』タンクガールです。
結婚相談所業界最大手のIBJ加盟店を運営する本職の婚活アドバイザーで、特にオタク(サブカル好き)の婚活のお手伝いを得意としてます。
私自身もデブ、ダサい、オタク、対異性コミュ障の四重苦を抱えていましたが、必死の努力で乗り越え、無事に婚活を成功させることができました。
その時得た経験とノウハウを生かし、同じような悩みを抱えるサブカル好き婚活者と、同じ目線に立ったサポートで着実な成果を挙げています。

「恋愛経験なしのオタク30歳↑が、どのように婚活をすれば成功に至れるのか」をメインテーマに語ってきたシリーズも一区切りしたので、少し別の切り口で語っていこうと思います。

「そもそも偉そうなことばかり語ってるお前はどんな婚活(恋愛を含む)をしてきたんだよ」って疑問に思われる方も多いと思うので、自分語りをしてみようと思います。
皆さんの婚活をする際の参考にもなるかもしれません。

これまでの記事は以下からどうぞ


四重苦を抱えるスタート

冒頭でもお話をしましたが、私はデブ、ダサい、オタク、対異性コミュ障の四重苦を抱えていました。
具体的には178cm100㎏(ピーク時)で誰がどう見ても太っています。
服も20歳くらいになるまで自分で買ったこと無かったので、いわゆるファッションセンスも皆無。
高校に入ってからは、女性と話すような機会も減り、放課後はオタク友達とゲーセンへ行ったり、家でもゲーム、アニメ、漫画などを楽しむ典型的オタクとして過ごしていました。

現在40代の私の青春時代は今とはくらべものにならないほど、オタクの社会的地位が低かったです。
いわゆる「人権がない」と言われても仕方がないレベルで、当然婚活をする場合も相手側が非オタの場合は、理解が得られにくく、ハンデとなることの方が多かったです。
仲の良い女子も中学校を境にいなくなり、高校時代はほとんど男子としか話さなかったので、対異性コミュ力も皆無に等しい状態になっていました。

スタート地点のスペックや状況的にはかなり厳しい状態と言っても良いでしょう。

ここからリカバリできれば、割と誰でもなんとかなる気がしてきませんか?

私が、どのような婚活をして、結婚にまで至れたのかを紐解いていきます。

まずは見た目を改善!

これは婚活の前段階になりますが、高校を卒業し、大学生になるものの、バラ色の大学生活などで訪れる
20歳が迫る中「このままでは自分には春は来ない」と危機感を抱き、最初にやったのが見た目の改善です。
その中でも、最優先にしたのがダイエットです。
今の婚活でも太っていると、男女ともにモテづらいのはかわりません。
100kgから70㎏まで、食事の量を減らし、運動をして1年ほどで落としました。
そして、本屋に行き、当時人気だった男性ファッション誌「smart」を買い、そこに大きく掲載されていた最も旬なブランドの服を買いにいきました。
今でも覚えています。
ヒステリックグラマーのブルーのTシャツです。
そこからファッション誌をお手本にしながら、コーデを整えたり、徐々に服を増やしていきました。

すると、幸運なことに、オタクの中でもオシャレに関心の高い友達が出来ました。
後で思い返すと、自分の行動を変えたので、交流する人も変わったのだと気づきました。
その友達と一緒に買い物行ったりをしながら、コツコツとセンスを磨き、気づけば見た目は、ハンデにならないレベルにも改善されていました。

初めての彼女はオタク

四重苦のうち、デブとダサいは改善されたとはいえ、冷静に考えるとまだ二重苦です。
見た目の問題が解消されて、女性からみられる目は変わりましたが、根っこの部分はオタクかつ対女性コミュ力皆無なのは変わりません。
大学のサークルに入ったり、合コンへ行くなどの積極性も無かったので、彼女はできませんでした。

そんな私に転機があったのは23歳の時。
ネットゲームを一緒に遊んでいた女性とリアルで会ったことをきっかけにお付き合いすることになりました。
やはりオタク同士なので、話も合うし、仲良くなりやすい。
なによりオタクがマイナスに働かないので、浮足立たず話をすることもできました。
ゲームで仲良くなっても、リアルで会って見た目が良くなくてがっかりなんて話も良く聞きますが、私の場合は、見た目もしっかり整えておいたので、初めて会った時の印象も良かったと思います。
すぐにお付き合いをOKしてもらえました。

私にとって記念すべき、初めての成功体験です。
大学卒業した直後、交際2年弱ほどで、色々とあって彼女と別れることになりましたが、この成功体験が「次の彼女もすぐ見つかるでしょ」と根拠のない自信を持つまでに至っていました。

しかし、後で分析すると、対女性コミュ力という自分の弱点と向き合う必要がなくても勝てる可能性が高い相手でした。
向こうも恋愛経験がなく、こちらの粗にも気づかなかったからです。
整えた見た目とオタク同士というシンパシーでなんとかなりました。
しかし、この勝ちパターンが通用する女性は世の中に決して多くありません。
その事実に当時の私は全く気付いていません。

連戦連敗から恋愛と婚活の違いを意識するようになった20代

最初の彼女と別れ、しばらく恋愛から遠ざかったまま、私の年齢は20代半ばに。
周りの友達も結婚をし始め、自分もそろそろ結婚相手を見つけたいと心のどこかで思うようになっていました。
ここからは、恋愛の先にある結婚というものをより強く思い描くようになりました。

幸い当時、同年代の女性と出会いやすい環境にあり、とりあえず気になった女性にはアプローチをしてみました。

しかし、予想に反して連戦連敗。
見た目は平均点をクリアしているので、相手の第一印象は悪くないのは伝わるし、デートにまでもってはいけるのですが、そこからお付き合いに進めないのです。

今の自分であれば、当時女性たちがなぜ受け入れてくれなかったか理由を全て理解できます。

それは前述の通り、対女性コミュ力を全く磨いてこなかったため、相手が欲しい言葉がわからないばかりか、タブーな行動をしていたりもしていたからです。
思い返すと申し訳ない気持ちでいっぱいになる出来事もたくさんあります。

また、見た目を整えれば整えるほど、自分がオタクであることがバレてはいけないという後ろめたさのような感情を抱えてるようにもなっていました。

特に非オタの女性相手だと、それが顕著で、取り繕っても卑屈な雰囲気に出ていたのだと思います。
オタクであることがマイナスに働いたというより、オタクであることを後ろめたく思ってしまっていた自分の弱さが悪影響を与えてしまったと言えるでしょう。
そもそも男女が交際に発展するかどうかは、相性が大きく関わるので、出会いの半分以上はモノになりません。
ある程度は数をこなすしかないという当たり前のことすら、当時の私は理解をしておらず、受け入れてもらえない度に凹んでいました。
ソシャゲのガチャでたかだか数十連しか回していないにも関わらず、目当てのSSRが出ないと絶望するような人と同じですね。

しかし、めげずにアタックを続けていると、運よく29歳の時に6つ年下の女性とお付き合いすることになりました。
彼女とは同じミュージシャン好きが集まるオフ会で仲良くなり、交際に発展。
ちなみに、この彼女も、最初の彼女と同じくオタでした。
当時は全く意識してなかったのですが自分が緊張をせず、コミュニケーションが取れる相手にはしっかりと法則性があったのです。

30歳になる頃、私はそろそろ結婚したいと思っていたのですが、彼女は「まだやりたいことがある」と言われ、方向性の不一致で別れることになりました。

ここで恋愛と結婚は似て非なるものだなと、私ははっきりと認識するようになり、婚活にシフトしていくのでした。

再び連敗街道突入…闇落ち寸前の私に二人の救世主

しかし、30歳にして婚活にシフトしてから再び連敗街道に逆戻り…。
私の自信は粉々に砕け散りました。
今までお付き合いした女性が居た分だけ、強いショックを受けました。
なぜ誰にも受け入れてもらえないのか?
なぜ受け入れてもらえないのか?
連敗の中で、何度も何度も自問自答しました。

そんなことを繰り返していると、絶望感とともに暗い感情がこみあげてくるようになりました。
それは、いわゆるミソジニーという思想やインセルというグループに属する男性が抱く感情に近いです。
結婚相手候補の女性を見つけたいのに、誰も自分を受け入れてくれない苦しみや悲しみが、女性に対する怒りに置き換えられつつあったのです。

今振り返れば、独りよがりで身勝手すぎる自分の考えに恥じ入るばかり。自分の至らない点を認めず、相手に暗い感情を抱くなど、逆恨みもいいところです。
端的に言うなら、モテない理由を自分自身が体現していたのです。

当の私は当然それには気づかず、葛藤を続けます。
なんとか暗い感情を抑え込み、「次こそは!」と意気込むものの、「またダメなのではないか」という不安が自信の無さや、焦りに繋がり、連敗街道の行進は続きました。

そこで、私はあわや闇堕ち寸前の精神状態にまで陥いります。
自分が自分であることを呪い、楽しそうに人生を謳歌する男女を見ると羨望と怨嗟が入り混じった感情が弾けそうでした。

しかし、そんな私を二人の男女が救ったのです。
それは…!

というわけで今回はここまで。
続きは次回語ることにします。


次回予告
闇堕ち寸前のタンクガール。ソウルジェムはもう真っ黒。絶望に飲まれかけたところに救いの手が差し伸べられるのであった…!?
ここから次回へ

乞うご期待!
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しーゆー




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