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非モテオタク(現結婚相談所アドバイザー)が結婚するまでの道のり②

『サブカル婚活先生』タンクガールです。
結婚相談所業界最大手のIBJ加盟店を運営する本職の婚活アドバイザーで、特にオタク(サブカル好き)の婚活のお手伝いを得意としてます。
私自身もデブ、ダサい、オタク、対異性コミュ障の四重苦を抱えていましたが、必死の努力で乗り越え、無事に婚活を成功させることができました。
その時得た経験とノウハウを生かし、同じような悩みを抱えるサブカル好き婚活者と、同じ目線に立ったサポートで着実な成果を挙げています。
これまでの記事は以下からどうぞ

前回に引き続き、現在婚活アドバイザーとして働いている私自身が結婚するまでの道のりを語っていこうと思います。
もし前回がまだの方は上記リンクからお読みください。

前回までのあらすじ
デブ、ダサい、オタク、対女性コミュ力ゼロの四重苦を抱えるタンクガール。このままではダメだと20歳直前に一念発起。必死の努力でダイエットし、服装も整えるようになったおかげで見た目の問題はクリアでき、彼女も出来た。しかし、対女性コミュ力はクソ雑魚ナメクジのまま。30歳になってから本格的に婚活を始めるが連戦連敗で闇堕ちしかかるのであった…。そこに現れた二人の男女。その正体とは…。

モテる男友達から自分がモテない理由を学ぶ

二人の救世主と言っても、大人になってから出来た今でも仲の良い友人です。

一人は「百人から先は覚えていない」という羅将ハンばりのセリフが似合う私の周りで一番モテる男友達。

中々言えません


彼は超イケメンというわけではなく、オシャレさや女性に対するスマートなエスコートやコミュニケーションの上手さなど、後天的に見に着けたスキルでモテていたため、お手本としてはこの上ない存在でした。

例えば、連敗街道まっしぐらで闇堕ち寸前の私が自分をフッた女性の悪口を言っていると、いつも穏やかな彼から「そんなことを言っているからモテないんだよ」ときつめに怒られたことがありました。
その瞬間は意味が分からず、彼もそれ以上は何もいいませんでしたが、しっかりと自問自答するうちに意味がわかりました。
彼が私に伝えたかったのは、自分で自分を値打ちを下げるなということです。
「お付き合いをしてほしい!」という問いかけに、ノーという答えを出した瞬間、悪口を言い始めるような男性ってどう思いますか?
付き合わなくて大正解と自分の行動で示すようなもの。
そんな男性がモテなくて当たり前です。
しかし、これに気付かずに、自分を受け容れてくれない女性に敵意を抱き続けると憎しみが増幅し、ミソジニーに染まったり、インセルと呼ばれる男性のように、女性やモテる男性に対して攻撃的な発言や行動を繰り返すようになってしまうのです。
ネット上で、そういった男性たちの言動を見ていると、救世主と出会わなかった世界線の自分を見ているような気持ちになってしまいます。

あと「他の相手なんていくらでもいる」という婚活において非常に大切なマインドも学ばせてもらいました。
恋愛経験が少ない人であればあるほど、「この人しかいない」と好きになった人に執着しがちですが、なんのメリットもありません。
そもそも男女には相性という問題があるので、一般的なスペックの人であれば、「出会い」のうち、半分以上がモノにならないと考えた方が良いでしょう。
上手くいかなくて当たり前ということです。

想いを受け容れてもらえなかった場合は、さっさと気持ちを立て直して、自分のことを評価してくれる相手を探せばいいだけなんです。
一途と言えば聞こえはいいですが、付き合えなかった相手(自分のことを評価してくれない相手)にこだわることは、執着以外のなにものでもありません。
執着は、その人の魅力を曇らせ、他のご縁を遠ざけるので百害あって一利なし。
これはモテる人たちの間では当たり前のマインドセットなのですが、非モテの私たちが知る由もありません。
目の前にあるご縁を唯一と思い込み、必死につかもうとする余り、相手を怖がらせ、どんどん自分の輝きを曇らせてしまうのです。

一緒に遊びながら、彼を観察することでモテる男性はどう考えて行動しているのかなど、婚活に必要なことを沢山学ばせてもらいました。

初めて出来た仲の良い女友達からは対女性コミュ力を学ぶ

もう一人の救世主は、人生で初めて出来たなんの気兼ねも無く付き合いができる女友達です。

仲良くなった過程は、話すと長くなるので結構端折りますが、同じ音楽が好きなので会うようになり、気の合う彼女のことを好きになっていました。
しかし、何度思いを伝えても、彼女は徹底的に、恋人としてはノーだけど友達としてはイエスというスタンスを貫きました。
ここまでくると、普通であれば、気まずくなって疎遠になったりするのですが、そんなこともなく、いつの間にか私の中でも異性として好きという感情は全くなくなり、友達としてかけがえのない存在になっていました。
どれだけ力を込めて押し込んでもはまらなかったパズルのピースがぴったりあるべき場所にハマったような感覚。
恋人になれる女性は多分、世の中にいくらでもいます。
そして、恋人関係なんて簡単に解消されてしまう酷くもろいもの。
一方、切っても切れない縁で結ばれた彼女ような存在は唯一無二だと感じました。
人によっては難色を示すかもしれませんが、私たちは、お互いに彼女や彼氏が居てもなんの後ろめたさもなく、二人で会えるくらい仲が良く、男女としては「ない」とお互いが言いきれる関係性を築くに至っています。
つまりは、掛け値なしの親友ということです。

彼女から学んだことは二つ。
彼女は美容師なのでオシャレです。見た目的にも可愛らしく、男性からも人気のモテる女性です。
オリーブという伝説的なファッション誌が好きで、オリーブ少女的なテイストをいつも大切にしています。

まんまじゃないではないですがベレー帽とか好きな人ですね

二人で遊びにいくことも多かったので、一緒にいて恥ずかしくないようにとファッションに対する興味関心が一段階上がり、より私の見た目が洗練されました。

そして、もう一つはどれだけ気兼ねなく話せる間柄と言っても異性です。日常的に女性とコミュニケーションを取ることで、私の対異性コミュ力は確実にアップしていきました。
男性同士では出掛け難い気の利いたデートスポット(オシャレなカフェやレストラン)などにも下見を兼ねて出かけることも容易でした。

結局のところ、対異性コミュ力を上げるためには、場数を踏むしかなく、彼女と一緒に過ごす中で、大切なことを学ばせてもらいました。

二人から学んだ婚活におけるメンターの重要性

婚活アドバイザーとしての私の持論に「婚活は一人でするな」というものがあります。
一人で婚活をしていると、当たり前のことにすら気付けず、何度も同じ失敗を繰り返すだけでなく、上手くいかない時に生じる小さなズレが積み重なり、貴重な時間(若さ)を無駄にし易くります。
それどころか、ミソジニーなどの過激思想に染まる男性たちのように、取り返しがつかないレベルにまで心が歪んでしまう危険性があるからです。

一人で婚活をするなといっても、普通の友達や家族もアテにしない方がいいです。
友達は基本的に優しいので「きっといい人が見つかるよ!」と励ますだけで、的確なアドバイスをしてくれることは稀だからです。
同じように婚活が上手く行っていない友達同士が集まっても、互いの傷を舐めあうだけで安心してしまい、問題の解決が遠ざかります。
家族の中でも特に親御さんは、結婚する難易度が今より低い時代の人なので、婚活の厳しさを理解してもらえず「結婚相手すら見つけられないなんて情けない」と心無い言葉を投げかけられ、喧嘩になってしまうこともしばしば…。

その点では私は先ほど紹介した二人と出会えて幸運でした。

男友達からはモテるために必要な振る舞いやマインドセット学び、上手くいかずに心が折れそうな時には的確なアドバイスをもらったり、メンタルケアもしてもらいました。

女友達とは、日々の付き合いの中で、対異性のコミュニケーションとファッションセンスなどを磨くことが出来ました。
二人はメンターとしての役割を果たしてくれていたのです。
要するに、私が婚活アドバイザーとして日々果たしている役割とほぼ同じです。
事実、私が行なっている婚活のサポートには二人から学んだことが存分に活かされています。

受験勉強をする時、独学で勉強をする人は稀で、多くの人が塾や予備校に通い、メンターから的確なアドバイスを受けながら万全の体制で挑むと思います。
そもそも受験は、出題範囲が決まっており、勉強法が確立されているため、努力の量に結果がが比例し易く、第一志望にこだわりさえしなければ、ほぼ必ず進学先が見つかります。
一方、婚活は、人の数だけ存在する個性同士を結ぶ相性がかみ合う相手を見つけるだけでなく、お互いにとっての「第一志望」にならなければクリアできません。
客観的に見ても、婚活は受験よりも遥かに難易度が高いのです。
にも関わらず、メンターすらつけず、一人で無謀なチャレンジをしていることにすら気付かず、脱落する人が後を絶ちません。

私も二人と、出会えなかったら、今も婚活という無限の暗闇をさまよっていたかもしれません…。

二人のおかげで効率よくレベルアップできた私に、なんとモテキがやってきます。
そして、その余勢を駆って結婚にまでたどり着くのです。
その時、私が具体的にどのような婚活を実践していたのかをご紹介したいと思いますが、ちょうどキリがいいので今回はここまで!!


次回予告
二人の救世主から学んだことを生かし、諦めずにチャレンジを続けていたタンクガールにもモテキが訪れます。そして、いよいよ結婚へ…次回感動のフィナーレ。

乞うご期待!
もし面白かった方はスキを押して頂けるとモチベーションが爆上がりします!!
しーゆー




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