ネパールで見たもの (8)
ネパールでは宗教心が濃い。インドでは国土が広いのでヒンズー教の寺院を見かけることも少なかったが、ネパールでは車でちょっと動けばすぐにヒンズー教やチベット仏教の寺院がある。だからネパールのいたるところに寺院があるように思える。
ネパールのヒンズー教徒の中で一番人気のある神はシヴァ神だ。そしてこのシヴァ神のそばには必ず奥さんのパールヴァティー(Pārvatī)が付き添っている。ヒンズー教では夫婦の仲の良さは私たちが考える以上に宗教的な意味合いがある。
宮殿がある広場ではシヴァとパールヴァティーが仲良く人々を見守っているレリーフが飾られている。お土産店ではシヴァとパールヴァティーと長男クマール、次男ガネーシャの親子が仲良く描かれている絵画が売られている。
夫婦の絆親子の絆は、神の世でも、幸せの象徴だ。
写真はネパール国立博物館のパールヴァティーの像。魅力的な造形だ。
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文字を媒体にしたものはnoteに集中させるため
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