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「人生の勝算」の気づきと 自分の反省と雑談

この裏側で立てていた仮説は、「未知より既知」です。つまり、音楽という分野においては、人は、新しく触れる未知のコンテンツではなく、「どこかで聞いたことのある」、既知のコンテンツにこそ琴線を揺さぶられるのではないか、という発想です。

人生の勝算 本文より

以下、書籍の感想半分、自分語りと関係ない話半分の記事です。

上記の引用は前田裕二さんの著書である、「人生の勝算」からとなります。

著者の半生とSHOWROOMという配信プラットフォーム設立までの軌跡が綴られた内容です。

バリバリ仕事ができる人のノウハウと宣伝を兼ねた、よくある形態の本かなと思って購入したのですが、後半はそういう側面が強い気がしましたが、前半はかなり学びがある良著でした。

前半部分は幼少期に親を亡くし、稼ぐためにもらったギターで弾き語りをして、そこから学んだことが綴られています。
はじめはオリジナル曲を歌う方が価値があると信じ実行していましたが、誰も立ち止まってくれません。
そこで「未知より既知」という仮説を立て、当時流行っていた曲を採用することで手応えを得ています。

著者の目的は「音楽で食べること」で、つきつめると自立したいからというのが目的であって、自分と置かれている状況は違いますが、一応趣味としてやっている、絵などの投稿にも繋がることかな、と読んでいた時思いました。

自分が今年の1月に始めた時はNovelAIでしか作成しておらず、それでなんとなくいい感じの絵は、簡単なプロンプトで作成することができます。「1girl」とプロンプトを入れるだけで、なんとなく良いのはできますからね。
なのでその時は、いかに既存のキャラクターをプロンプトだけで再現できるか、というのを自分の中の課題に設定していました。ゆえに二次創作の投稿が主となっていました。
次に大体2月中旬くらいから、ローカル環境で作成するようになりまして、その時からまた自分の中で方針を変えて、オリジナルを多めに作成しようと考えて実行していました。それこそ、オリジナリティが強い方が、価値があると思ったのも判断の1つです。
自分の決定に関しては、特に深い意味のあるものではないため、これを契機としてしばらくは二次創作ものをメインにしようかと思っています。

誤解がないように補足しておくと、オリジナルか、二次創作かについてはあまり自分の中で重要視していません。
どちらかと言えばシチュエーションから、連想される「もの」や「こと」が好きなので、たとえば投稿する時は、キャラクターからよりは、シチュエーションから作成することがほとんどです。
次にじゃあ、このキャラクターならこのシチュエーションや世界に合うかな、という判断で人は設定することが多いです。

話は逸れましたが、他にも「濃い常連客」を作ろうや、「曲のセットリスト」、「ツッコミどころを入れる」など、普段の仕事でも活用できるな、と思えることも書かれており、この辺も自分の中に具体例をあげて落とし込んでいきたいなと思っています。

「曲のセットリスト」を例にすれば、自分の所属する会社には無いですが「日報」を作るのもよいかなと思いました。
今日のやりたいことや反省を上長にメールか何かで送りつけるのも、気合を入れたい時にたまに勝手にやっていますが、それを習慣化するのもありかなと思います。

趣味の方については、投稿内容が完全に予測不可能なので、確かに今週予定していることなどをあらかじめ提示するのも親切かなと反省しました。
とはいえストックが無く、平日は本業が終わってから作っているので、そもそも自分ですら直前まで分からない状態なので、そこを改善したいです。

全体的に著者のスキルが高いのもそうですが、エネルギーが段違いだと思いました。
常人が真似したら過労死するでしょう。そう思います。
とはいえ、某政治家兼、飲食企業の経営者じゃないですが、死ぬ気でやって死んだことがあるわけでもないのに、できない、というのは嘘じゃないか、という言葉も頭をよぎりましたが。

著書にも書かれていますが、主題として「自分のコンパスを持つ」ことの重要性を説いています。
別に過労死するまで働けとは書いていないので、誤解なきように。
確かにやりたいことを明確化することで、結果としてものすごい稼動になることはあると思います。

全然関係ない話ですが、著者がDeNAにいらっしゃる、ということで折角なので無理やり接点を捻り出すと、
昔就活をしていた時に、DeNAの会社説明会に参加させていただいたことがあります。
その時に、南場さんか誰か「せいゆう」について話を始めまして、自分は頭の中で「声優」だと思って聞いていたので、明らかに途中から認識が合わない状態になりまして、とりあえず「?」を浮かべながら聞いていました。
しばらくすると、「行ったことある?」みたいな聞き方をされて、その辺で「西友」の話だとわかりました。
その時、会場が「あぁ!」ってリアクションになったのを今でも覚えています。
妙な会場の一体感と、叙述トリックをくらったそんな思い出話です。
一応、これ以降全く一切繋がりはありませんので誤解なきように。

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