東京から日帰りでCAVE D’OCCI WINERY
どうも、丹治 - Ricky -です。
最近はブラインドテイスティングにお熱だったのですが、先日のキュン💗パス(以下参照)を利用して新潟のCAVE D’OCCI WINERYに行ってきたのでそのレポートを残そうと思います。
CAVE D’OCCI WINERY~滞在するワイナリー~
CAVE D’OCCI WINERYとは
新潟県新潟市の海沿いに位置するワイナリーです。設立は2024年時点で30年ほどの歴史は浅いワイナリーではありますが、アルバリーニョを用いたワインが評価され、国内有数のワイナリーとして日本ワインラヴァーには知名度があります。
ところで、みなさんはワイナリーと言われてどんな場所を想像しますでしょうか?
多分、農家のような畑と小さな醸造所のセットを思い浮かべると思います。小規模な日本では、メルシャンを除きだいたい正解です。しかしカーヴドッチはというと、、、↓のような感じ。
ブドウ畑の他に、複数のレストランやカフェ、温泉、図書館、宿泊施設、さらにカーヴドッチ以外に4つのワイナリーが併設しているそこそこの大きさのあるスポットなのです。多分日本ではここくらいしかないです。
つまり、ワイナリー見学の他に、地産食材とのペアリングをしたり、ワイナリーに泊まったり、スパで整ったりできる体験型スポットでもあるわけです。
お隣のワイナリー、フェルミエも有名で生産量が少なくプレミア価格になりやすいことでも有名です。ここもアルバリーニョが美味しい。
今回の日程(概略)
ワイナリーは17時で閉まりますが、レストランは21時まで、ヴィネスパ(温泉と図書館の複合施設)は22時までと宿泊前提のほうがゆったりできます。
アクセスについて
上記参照ください。無料のシャトルバスなどは事前予約が必要で1週間前だともう埋まっています。早めにご計画を。今回は1週間前予約で10:00、15:00のシャトルバスを予約しましたが、16:30は埋まっていました🥺
一時間半あればできることが大きく変わると思いますので、ぜひみなさんは2週間前に10:00、16:30のシャトルバスをご予約ください。
ちょっと紛らわしいのですが、カーヴドッチの最寄駅は内野駅ではなく、越後赤塚駅です。距離にして約7km、タクシーで3000円程度です。
ワイナリー見学について
以下参照ください。電話による事前予約が必要で、毎日11時にワインショップのカウンターからスタートします。ちなみに、お隣のフェルミエでもワイナリーツアーを金〜月曜(要予約)になっています。こちらは開催していない時もあるようなので、しっかり確認しましょう。
購入できるワインについて
カーヴドッチはオンラインストアを持っており、9割ほどがワイナリーでも購入できるものなので、上手く購入していきましょう。店頭にあってオンラインストアにないものの特徴は、すでに在庫ストックが少ないもの、現行ヴィンテージではないもの、自社畑アルバリーニョです(最近都内の各所で買えるようになってしまいましたが)。
ちなみにフェルミエはオンラインショップが枯れているのでIMADEYAや地元の酒屋で探すことになりますが、ファンは店頭購入を推奨します。店員さんにここでしか買えない(買いにくい)もの聞けば教えてくれます。
他の3ワイナリーはやってる時とやっていない時があるので店頭購入は難しいものの、オンラインストア等に並んでおり、知名度低いのでがっつかなくてOKです。
ワイナリー内では有料試飲が200円から可能です。わざわざ購入しなくてもここでたくさんのんでお持ち帰りしたいワインを選ぶのもアリです。写真はカーヴドッチのカベルネ・ソーヴィニヨン。ファンキーシャトーのカベルネ・フラン(8000円する、高すぎる)は美味しかったけど、このレベルの美味しいカベソーが日本で5000円で購入できるのはGood(もっと安くなって欲しいけど、値段相応に美味しい)。
日帰りレポート
■9:00頃 新潟駅着
7時の東京発の新幹線に乗らないとワイナリーツアーには間に合わないです。頑張って早起きしましょう。新潟駅到着後、次の電車まで30分ありますが、どこもお店がやっていないので、NewDeysなどコンビニをうまく使います。
2月、3月はスキー需要もあり、指定席満席はザラにありますので、自由席利用の場合は東京駅始発一択です。車内アナウンスでも席取りやめろ系の話題が出ています。
■9:50頃 内野駅着 無料シャトルバス乗車(要予約)
南口のロータリーに「CAVE D’OCCI WINERY」と書いてあるマイクロバスが止まっているのですぐわかります。内野駅にはコンビニはありますが、往復したらバスが行ってしまうので新潟駅で済ませましょう。
■10:20 カーヴドッチ到着
雲1つない快晴の中、ヴィネスパ前に到着しました。
ショップを出てすぐに見える葡萄畑のある景色は圧巻でした。
■11:00 ワイナリーツアー(要予約)
到着して早々のクライマックスです。ワインの作り手さんが直々に畑の案内と醸造所の説明をしてくれました。メモ程度の記載にとどめますので、実際に訪れて感動してください。
■12:00 地産食材のフレンチでランチ(要予約)
ブラインドテイスティングの先輩にして最近一緒にワインを飲んでくれる最高の友人が「カーヴドッチには行ったことあるけど、ワインと地産料理のペアリングをできなかったことが心残り」みたいなことを言っていたので、行ったら絶対やってやると思い実現させました。結論、めちゃくちゃ美味しい。みんな行け。
ワイナリーツアーには試飲付き(2000円)と試飲無しランチ付き(乾杯ドリンク有り、5000円)の2つがあります。2週間前から予約ができ、試飲付きはカウンターの広さ的に定員が少なく、逆にランチ付きはレストランの席数に依存するので定員は多めです。
[衝撃]トンカ豆、豆じゃなかった。
■13:00 フェルミエワイナリー訪問
日本ワイン検定を所有し、某ブラインドテイスティング動画にも参加されているイケイケの方から、「フェルミエのアルバリーニョは全て試飲するべき」とお言葉をいただいておりましたので、しっかり行かせていただきました。
■14:00 温泉に入る
ヴィネスパは温泉、サウナ、図書館(ブックカフェ)、有料試飲、そして食事が可能な複合施設です。ここで30分程度温泉に入り整ってきました。水質はアルカリ性で浸かると肌が少しぬるぬるします。 温泉は室内と露天風呂に合計3つありますが、全て同じ水質(たしか)です。シャンプー等は浴場に完備されており、タオルはハンドタオルとバスタオルのセットです。
ちなみにカーヴドッチの温泉はこの他にもう1つ、「貸切温泉」があり、5月~6月では薔薇風呂プランがあります。デートに利用したいですね。
今回は利用しなかったのですが、図書館(ブックカフェ)では800円で利用可能となっており、施設内にある本が読み放題です。この800円にはドリンク一杯も含まれており、ワインを飲みながらモダンな施設内で優雅に時間を過ごすことができます。
有料試飲ではカーヴドッチ名物、動物シリーズの試飲ができます。ただ、在庫状況によって飲めない動物も少なからずいまして、今回はフラミンゴを試飲、あまり好みではなかったです。
■15:00 カーヴドッチでお土産購入と試飲
温泉から上がると無料シャトルバス(要予約)出発20分前でした。急いで物品購入です。カーヴドッチにもどり、ワインについてヒアリング。先述の通りamazonで9割購入できるのでワイナリーしか購入できないワインを狙います。
今回ですと、「ケルナー甘口(ラス1)」「セミヨン2022(ラス1)」「アルバリーニョ2022」、そしてバックヴィンテージのプレ値のワインたちです。
アルバリーニョのルノーは全国津々浦々で購入可能ですが、自社畑の2022は購入できないとのことでしたので購入しました。2本買っておけばよかったなと後悔中です。そしてケルナー甘口もお持ち帰り、セミヨンは期待できず見送りました。動物は単純に気になったのでカベソーのスパークリングを一本お持ち帰りです。
ちなみにバックヴィンテージがどの程度プレミアム価格かと言いますと、定価の3~5倍、つまり、ペンギン飛ぶの場合15,000円になります。
最後に
久々に日帰りの弾丸旅行をしましたが、本当に楽しめました。この旅行に付き合ってくれた友人には超感謝です。ただ、ここは宿泊するべきですね。それくらいコンテンツに溢れていて魅力的な場所でした。また、ブドウ畑は四季によって景色に変化がありますのでいつ行っても素敵な景色が見られると思います。
この記事を読んで行きたいなと思った方にいくつかアドバイスです。まず、内野駅周辺にコンビニがないです(徒歩7分)。自販はありますがヘパリーゼは売っていません。次に、必ず事前に予約を取ってください。予約しないと楽しみが半減します。最後に、有料試飲は現金のみ対応です(その他の購入はクレカ利用可能)
より良いカーヴドッチライフを過ごせますように!
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