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自作曲語り vol.1 New Town

New Town ジャケット。描いた。(ほぼ模写)

taniSO - New Town
↑曲はこちら

はじめましての方ははじめまして。
taniSOと申します。

さて早速ですが、私がはじめて作ったオリジナル曲、New Townについて色々書き散らそうかと思います。

曲の解釈は聴き手に任せたいと思っているので、ハッキリとは書きませんのでご了承を。


舞台・テーマ

まあタイトルからしてそうだろう、寧ろそれ以外ならどつき回すぞって感じですが、この曲は団地、新興住宅地などの所謂ニュータウンが舞台となっています。

あくまで個人的な感覚ですが、ニュータウンのような何から何まで計画的に作られた都市というのは、どことなく不気味な雰囲気を醸し出していると思います。

そして、何かしらの事件や怪異が起こりそうな雰囲気も。

この曲はその独特な雰囲気を歌で表現しようという試みで作られたわけです。

あと、リアリティあるホラーとか、サスペンスみたいなフィクションって、「郊外の住宅地で事件が起こる」 なんてことが多い気がします。

ニュータウンなんてまさしく 「郊外の住宅地」 であり、そういうのの舞台にうってつけでは?と、私は思います。
(そもそも住宅地は人の出が少ないし、地域の目も比較的甘めな所が多いので、犯罪の温床となりがちなのは事実)

一応ですが、吉岡里帆さんと千葉雄大さんがcmに出演している、某 元公団へのネガキャンとか、各地のニュータウンで問題化している高齢化と老朽化に対する憂いとかを表現したい訳ではありませんよ。
(そんな想像する人おらんと思うけど)

字引き(難解歌詞の補足)

この曲は極端に難解な言葉もないし、逆に事細かに解説してしまうと解釈の余地が無くなるので、ここで紹介するものは少ないですし、多くは語りません。

・「町」と「街」
すべてのサビにあります。
この二つ、明確に違いを意識した人は少ないかと思います。ですが、実は細かな違いがあって、「町」は領域がある程度決まった範囲を示す単位のようなもの、「街」は明確な境が無く範囲が不明瞭で、かつ人が交り合う場所、という違いがあります。

・いぬ
1,2番サビにあります。
古文のナ行変格活用動詞です。

・恐怖の歌
Cメロにあります。
古来、歌は形を変えながらも人々の間で愛され親しまれてきました。その中には当時の流行、政治、そして事件を扱ったものも数多くあります。

歌詞

向こうには窓が見える
見てはいけぬと言われてる
見てはいけぬと見てしまう

あの子が見える
あの子が消える
あの子が冷える
あの子が見てる

向こうには窓が見える
見てはいけぬと言われてる
見てはいけぬと見てしまう

あの子が見える
あの子が見てる
あの子が癒える
あの子が見てる

どうか助けておくれ この町から
どうか気づいておくれ
ねぇ ねぇ いぬ前に
ここは ここは ニュータウン


向こうには窓が見える
見てはいけぬと言われてる
見てはいけぬと見てしまう

あの子が見える
あの気が見える
あの気が消える
あの子が見てる

どうか助けておくれ この町から
どうか気づいておくれ
ねぇ ねぇ いぬ前に
ここは ここは ニュータウン


恐怖の歌が街で流行る
あの子の瞳が揺らいで見える

ねぇ ねぇ いく前に
ねぇ ねぇ いぬ前に


どうか助けておくれ この街から
どうか気づいておくれ
ねぇ ねぇ 豁サ縺ャ蜑�前に
ここは ここは ニュータウン
ここは ここは ニュータウン

あの子が見えぬ
あの子が消える
あの子が見れぬ
あの子は見えぬ

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