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社員教育について
社員教育に関しても、今の時代に合い、会社の理念やビジョンに沿った方法が望ましいのですがどのようにされているのでしょうか?
社員教育というのは価値観教育・現場教育・マネジメント教育と大きく3つだと思います。
まず、価値観教育として会社としての存在意義の浸透、会社のビジョンの提示といったことを照らし合わせ、社員さんが何のために働くのかといったこと。
その目的をもって社員さん自身が、どんなビジョンを描きどうなりたいのか、そのためにどのような仕事をしていくのか。
そして、そのような価値観を共有し協力し合いそれぞれ設定したショートゴールである目標達成を目指す。
価値観教育はボディブローのようなものです。
少しずつ蓄積していくことが大切で、浸透するまでやり続ける事です。
このことで社員さん1人1人のレベルアップにつながるのです。
そして目的がなければ、ただのお金儲けとなり、そのことに共感し行動する社員はいなくて当然だと思います。
目標とはいつまでにどうなるといったモノや売上や利益、また客数など数値化したモノ。
これは本来、上から与えるモノではなく本人の意思で決めることが望ましいと思います。
ただ上から与えられた目標は「ノルマ」となり考えたり行動するための動機付けにはなりにくい。
しかし会社としては、今年はこれくらいの売上が必要でどれだけの利益を確保したいといったことは当然あると思います。
しかしこの目標にする目的を伝えることが抜けるとただの「ノルマ」となり人は育たない。
キレイ事と思われるかもしれませんが、人が動機付けされるのはこのキレイ事ではないでしょうか?
現場教育とは、各社の業務を通じての教育となります。
基本的には、社会人としての礼儀作法をはじめ業務の手順や進行方法のレクチャーとなります。
最初にお伝えしたのですが、最近の人たちが経験してきた教育環境においては即戦力の人材は少数だと言わざるをえないと感じます。
現場に送り出すまでに、礼儀作法(返事・挨拶・後始末)など、最低限のことは身に付ける必要があります。
そして業務の手順や進行方法についても教育が必要だと思います。
これについても同様であります。
いきなり自分で考えて行動するようにと言っても難しいというのが現実です。
ですから現場での教育も仕組化することが望ましいと感じます。
このことについてもご一考いただければと思います。
最後にマネジメント教育です。
マネジメント教育につきましては、管理者を対象とした管理者育成のプログラムの作成とともに1人1人のの社員さん向けのセルフマネジメントのプログラムの作成をオススメします。
自分自身のタイプや適性を自覚し、会社の理念・ビジョンといった目的をもってそれぞれの目標に向かう過程を、周りに協力してもらいながら自分自身でコントロールできることを習慣化するための教育となります。
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