ひとのために何かする経験

以前、上場してお金集めてどうするのかという質問に、恵まれない子を救うと言っていた方が居た。資金調達ってそういうこともできるのか。と思った。私自身、自分や家族にお金を使うことが多く、恵まれない人にお金を使う経験がなかったので、その発想はなかった。もちろん知識として、恵まれない人に募金するというのは知っていた。

これは、経験がないことに対しては発想すること自体が難しいというのを改めて感じた。5歳の子供に「何食べたい?」「どこ行きたい?」と聞いても、「フレンチ」「マチュピチュ」などとは答えることはなく、自分の食べたことあるものやテレビなどで疑似体験(見聞など)したものでないと、選択肢にすら上がらないというのと同じだと思う。

というわけで早速、自分の入会しているオンラインサロンで募集していた関東圏のスシロー支援企画に少しだけ応援をしてみた。公表せず、県外で顔も見たことがなく、間接的にも利害のない人の応援なんてやったことがない。こういう経験をもっと若い世代に見せて上げられたら、選択肢が増え、とんでもないことを考え付いてくれるかもしれない。少なくても、自分の子供たちにはそういうことを知る機会を作ってあげたいと思った。

子育てをしていてたくさんのことに気づかせてもらって、子供のためにやっているのではなく、自分のためになっている。こういうのが循環していくやさしいまちにできたらいいな。

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