アイラ島に僕らの言葉があったなら
アイラ島に行きたい。
なぜなら、ウィスキーが好きで村上春樹の小説が好きだから。
大学の頃、彼の小説が本当に苦手だった。
唐突なセクシャル描写に加え、現実離れした世界観に全く馴染めなかった。
最初のウィスキーの出会いと全く同じ。
ウィスキーの工場見学で試飲したものの、全く身体が受け付けず、帰りの車中で吐きそうになる始末。もう二度とあんな気分の悪さは味わいたくない、と思ったのに。嫌悪感と好意は両極に見えて身近な存在なのだろうか。
気づけば両者に夢中なのだから、本当に人生はわけがわからない。
ライター。好きなものをもっと深めたり、日々のちょっとしたことをnoteにしたためたり。興味の向いたことを掘り下げてみたり。