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サントーシャ

当たり前のことを当たり前と思わずに感謝する。

言葉にするのは簡単だけど、それを実行し続けるって意外と難しい。

朝、目が覚めたこと。
何事もなく仕事に行って、いつも通りの仕事をして
家に帰ってビールを飲む。

例えば寝ている間に私の上に隕石が堕ちたら、もしくは何かしらの病気で目が覚めることがなかったら
日常はなくなるんですよね。

だけどあたり前のように朝に目覚めて
当たり前のように何事もなく日々は繰り返されると
それは当然のように当たり前に訪れて繰り返すものだと思ってしまう。
思い込んでしまっている。

過去に病気をして「あー、今寝たら次は目が覚めないのかもな」と死を覚悟して眠りについたことが一度だけあった。

でも今はこうして健康に日々を過ごしている。

だからついつい忘れてしまう。
今自分を取り巻く全てのものが、そして今の自分の状態が

当たり前ではないのだということを。

人は慣れる生き物で、
人は忘れる生き物だから、

それはそれで良いと思う。
忘れたらまた思い出せばいい。
思い出した時に感謝すればいい。

だから私はレッスンの最後に毎回言います。

「当たり前のようにヨガが出来たこの空間と時間に感謝します。そして当たり前のように動いてくれている心と身体に感謝します」

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